放射能といえども (2)

原発からの放射能放出がおきて、まあ、今まで知らなくても良かったような様々なことを勉強しなくてはならない。原子物理学、化学、生物学、あらゆることだ。


東大アイソトープセンターの児玉龍彦先生、国会で直ぐに除染をしろと国の対応に怒りを表明して有名になった方であり、南相馬市の除染をされている方だが、がんの原因として、放射線や紫外線の物理的なもの、過酸化水素などの活性酸素によるもの、細菌によるものをあげておられる。
しかし、その種の細菌は実は活性酸素が多いところで増えるということがあるらしい。
また放射線があると活性酸素もできる。
だからどうやら単純に「まっすぐ」ガンになるわけではない。
残念ながら日本人はたくさん被曝した。多分多くの人がガンやそのほかの病気になって死ぬ。私かもしれないし、あなたかもしれない。

だが、こんなことは滅多にないのだから、いろいろ勉強して対抗しよう。
学者は放射能は無味無臭だという。だが、東京にいる非常に多くの人が金属の味がしたといった。スリーマイルでもチェルノブイリでもみなそれを感じた。放射能が無味無臭というのは、「塩素イオンとナトリウムイオンが混ざっていると辛いけれども、食塩は無味無臭である」と言ってるようなものなのではないか。
まっすぐに働く、ということではないということ。科学的な言い方ではないが、エネルギーがいろいろなレベルの間を推移していく。今体験している人がある意味一番良く知ってるわけですから、小さなことでも記録したり覚えたりして情報交換することが必要と思う。

抗酸化作用を持つ食品がとても注目されている。産経新聞さんがしばらく前に記事にした。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110629/bdy11062911380001-n1.htm
だがさりとて、カシスばっかり食ってるわけにはいかない。
それで、注目していいのではないかというものがあるのだが、どう紹介したものか。紹介すると商売になっちゃいますからね。ちょっと検討したいと思っている。

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