不惑

不惑。

有名な論語の言葉で、年齢の四十歳をさす言葉だ。

男は気負いというものがある。

いっぱしの男と見られたい。
一家を支えないといけない。
なめられたくない。
こういう理想に近づけたい。

「四十にして惑わず。」というのだが、良い意味でも悪い意味でも、こういう気負いがなくなる年齢ということだろう。

ふと気が付くと、私は一通り経験した。
今の世に生きる一般人が経験するようなことを一通り経験した。

二十歳かそこらで、占星術や何か神秘的な体験、力でもって他の人が見ることが出来ない何かを見たり経験したりしたとしても、そこで社会的責任を背負ったおじさんなどから「この青二才が・・・」と言われればそこには葛藤が生じてしまう。私は年上の人にこんなことを言っていいのだろうかとか。

いま占星術をして、そういう気負いをあまり感じなくてすむ。
他の方の悩みの、かなりのことが体験的に消化できる。
それが正しいかどうかは別だ。酒飲みの悩みを聞くために酒を飲まねばならないと考えることは正しくはない。だが、普通の人が悩むようなたいていのことは、悩んだような気がする。
ある程度、なるようにしかならない、と受け取れる。

多分25で占いで同じことをやろうとしたら、多分出来なかっただろう。
もし出来たとするなら、誰かお師匠さんの下でするとか、いうことになっただろう。

ところで、女というものは、実はこういう気負いというのがないらしい。
実際ない。あくまで実際的である。
だから、占い師は女のほうが向いているのかもしれない。多分。

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ローゼンメイデン 水銀燈、真紅の額入り絵

下記に紹介していました、ローゼンメイデン額入り絵。
http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/209/
http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/207/

Yahooオークションに出展しました。
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Yahooオークション、はじめてなもので、実はよく分からないところがあります^^;)
よろしくお願いしますね。
 

都営住宅室内少年殺害のホロスコープ(2)

http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/142/

さて、この事件だが、警察は侵入者があった模様がなく、自殺と判断し、事件性はないと発表したようだ。
発見者の母親が男ともみ合っているのを見たといっていることについて報道はなにも言っていない。
自殺の理由は試験に落ちたこと、という見方だ。

今回ははずれだったということか。

第3ハウスには兄弟、学友のほかに試験という意味も確かにある。試験が第3ハウスで支配星が火星、刃物を表す、だから試験を苦にした刃物の自殺といえば一応占星術上のロジックは通ったことになるのかもしれないが、どうも釈然としない。

一つあたったとすれば、海王星とのオポジションによる、何かしらうやむやな解決ということだろうか。

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敵を作る

よく占星術の本などで、第7ハウスに入った星で配偶者の傾向が書いてあるものがある。
私もそういうものとして占断する。
第7ハウスは結婚、パートナーの部屋だ。
いわく、第7ハウスに土星がある。
結婚相手が年配であったり、遅くなったりしやすい。
いわく、第7ハウスに木星がある。
配偶者に忠誠を求める傾向がある。
云々だ。

さて、12ハウスは隠れたもの、病院、スパイ、敵などといった象意がある。
私は、12ハウスに何の星もない。
しかし、今日、いろいろな人のホロスコープを思い浮かべていて、あれっと思った。
占星術はそういっているのだから、分かったことなのだが・・・

たとえば会社で上司と対立しながら働いている人を思い浮かべたときに、12ハウスに土星がある。
そりゃ、誰だってたまには上司と対立しますよ。
私も上司に反抗したことはあります。
しかし、「なんか、いつもあの人かわいそう」というような人、会社の中で、ああ、あの人ねと思い浮かぶ人がいる。いつも陰湿な上司やお局さんにいじめられている人、対立する人。そういう人は土星があったりする。
ご主人やお父さん、目上の人、本来なら尊敬すべき上の男の人と対立している人。
太陽があるような気がする。

逆に、敵を作らない人、多くの人から、「ああ、あの人なら、まあいいわ」という人は12ハウスに星がないような気がする。もちろん、失敗したり喧嘩したりする。うらんだりすることもあるかもしれない。しかし、対立しても、ぶつぶつ言いながらでもその関係を続けるとか、手を引くとか、他の利害関係があるとか、何か色々あって、敵がいない。
たとえば、結構気性が激しくて、いろいろ喧嘩しているのに、最終的にみんなから愛されて、満遍なく付き合っている人を考えると、12ハウスに星がない。

敵を作らないという努力も当然ある。
私はこれは人生経験なり、主義主張の問題だと思いたい。「そんなことをしたら、敵ができるに決まってるじゃないか。」と言いたいことはある。
しかし、作る人は本人のせいではないのかもしれないが、うんざりするほど敵を作る。
これも運命なのか？

しかし、ガンジーのような人でさえ、暗殺されて人生が終わることもある。
気をつけていても敵を作る人は作るのかもしれない。

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ローゼンメイデン 水銀燈、真紅の額入り絵(2)

http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/207/
一応真紅も上げときます。
これも、なかなか精巧です。

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