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しかし、このようなことをやる目的の一つは、未解決の事件の手がかりをなんとかつかみたいというところにある。ところが発生から1年以上たった事件について、アスペクトのオーブは所詮29度までなので、手も足もでないのである。
ホラリー、エレクショナル占星術においては、月やそのほかの天体の接近のアスペクトが、先々に起こること事実やその時期を言い当てるために重要である。
これは、ある意味、事件が起こったときを出生図として、そのプログレッションを見ているのと同じことになる。それが生命体でない分、そのスパンが29度、同じサイン内に限られるというだけだ。
では、同様にトランジットの惑星の位置が解決時期に関係していないだろうか。
ざっとみたところ、事件解決時に太陽、月、金星などの天体が容疑者を表す星に対して顕著なアスペクトを形成している場合があるように思える。ある程度のスパンで解決した事件を洗ってみて、事件発生時のホロスコープについてトランジットの星の状況を今後洗ってみたい。そうすれば、いつごろまでに事件がどのように進展するのか、わかるかもしれない。
2008年9月1日午後9時ごろ、愛知県で工場経営者がワイヤを首に巻かれクレーン車で吊り下げられた状態で見つかった。すでに容疑者は捕まっているが、一応解析の例としてあげておく。
ホロスコープは殺人が明るみにでた時点のものを作成する。
長男に経営者の携帯電話から聞きなれない男の声で「面白いものをみせてやるから来い」という内容の電話がかかった。そして現場に長男が駆けつけて被害者を発見したのがその時間である。
2008/09/01 21:00:00 愛知県一宮市大赤見市場地下屋敷
第8ハウスの星座の支配星があるハウスおよび星座が、発見時の被害者の状況を表している。
被害者は第9ハウス山羊座の木星である。
木星であるから、ステータスの高い人、リッチな人を象徴する。
山羊座は仕事場、第9ハウスは高いところを確かに象徴はしているが、しかし、黙ってこのチャートを見せられて、誰が被害者である会社社長がクレーンでつるされていると考えるだろうか?
被害者の星に対して最初に接近の合、衝、スクエアを作ろうとしている星が加害者である。
被害者に接近のスクエアで一番角度が小さいのが第5ハウス天秤の火星であり、第7ハウスを支配する。
第7ハウスは第8ハウスから数えて12ハウスであり、恨みを表す。
第6ハウスの意味するもの、天秤の意味するものは何か?
第6ハウスは、このトラブルが仕事に関するものであることを暗示している。天秤は敵意と見ることもできる。
うがちすぎかもしれないが、上田市の時には、加害者が第3ハウスのような加害の方法を示す何かがあった。今回も、あるいはクレーンそのものを暗示しているのかもしれない。
木星には、次々と、金星、水星、月がスクエアを形成する。実はこの人はいろいろな人から恨みを受けている状況だったのだろう。
2008年11月24日午前0時50分ごろ、大阪市生野区で「男性がさされている」と通報があった。
新聞記事によればこの人はタクシー運転手で、刺した男は北へ逃走した。
ホロスコープは殺人が明るみにでた時点のものを作成する。
2008/11/24 0:50:00 大阪市生野区小路
第8ハウスの星座の支配星があるハウスおよび星座が、発見時の被害者の状況を表している。
被害者は、第3ハウスいての火星であり、交通に関わる事件であると分かる。
被害者が火星であるのは、喧嘩があったことを暗示している。
いてであるのは、なぜか?あるいは犯人が遠くへ逃れていることを暗示しているのではないか。
被害者の星に対して最初に接近の合、衝、スクエアを作ろうとしている星が加害者である。
加害者は規則上太陽と考えられるが、水星も微妙である。角度は太陽が小さいが、実際には水星のほうが先にアスペクトを作る。太陽とした場合、友人であり、水星とした場合乗客と考えられる。
水星と太陽は被害者のすぐ近くにある。
このことから、おそらく車にはのっていなかったのであって、近くに車がある状況だったのである。
加害者が太陽だとすると、たとえば会社経営者のような人である可能性がある。
月と被害者のアスペクトから今後の経過について
火星は4度で太陽と合、5度で水星と合である。
月も4度で木星とスクエアである。
たとえば本日から数えて4日後、容疑者が捕まるなどのことが起こる可能性がある。
パートオブスピリットは、火星の支配するサインであるさそりにある。
いままで見てきた殺人事件で、パートオブスピリットは、被害者と合、被害者と衝、被害者のサインに位置するのいずれかばかりである。普段幸運を追い求めることの多い占星術の結果であまり注目されることはないが、おそらく死や厳しいことには関係しているのだろう。
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実は解読している最中にあたらしいニュースがでていて、実は被害者は勤務明けでカラオケからでたところを襲われたそうである。最初のニュースでは彼がどのような状況で襲われたか分からずに、しかし規則上はお客さんではなく、交友関係などの人物であると推測した。誰かが事件の詳細を聞かずにこのホロスコープを見れば「どうやらお客さんじゃなさそうですね」と判断することになる。犯人の推定の方法として、最初の凶角を作る星というのは、どうやら正しそうである。
22日出頭した男が出てきた。
なんでもペットを保健所に殺された恨み、だそうだ。
犯人や被害者を表示する星が他の星と作るアスペクトについて、いままで一度取り上げた(宇治路上生活者、愛知女子高生)。しかし、解釈に苦しんだ結果(茨城で月のアスペクトが文書発表と同じであった)、月をタイマーとして使用する、という線でいった。
しかし、水星と太陽は5度離れている。一般的なホラリーではこういう場合発生から数えて5日目に該当する事項が起こる、と考えていい。これは他の占星術師によってすでに確認されている。しかし殺人事件発生時でホロスコープを解釈するというのは試みであって純粋に人から問われて立てるホラリーと同じかどうか確認はできていない。
今回こういう結果がでたことで、これもやはり考えてみる必要があるということだろう。
もし、仮に、である。
この容疑者に何か裏があると仮定してみる。つまり、表向きの供述とは別の何かがあると仮定してみる。
水星は車という意味もあり、職業を暗示しているということを言っていたが、コンピュータ関係の会社らしいことが報道されている。OKだ。
被害者から数えて、第10ハウスと11ハウスを支配している。2つ支配しているのである。これもペットの動機とは考えにくい。ペットなら恨みであるからたとえば12ハウスのようなものがあたりそうなものだ。12ハウスがくる場合は今までの例でほとんど怨恨によるものだし、12ハウスには大型の動物という意味もある。
第10ハウスはパブリックなことがらである。11ハウスは社交、人が行きかうということを暗示している。裏で他の人が動いている可能性は十分あるとみるべきである。
あと気になるのは、海王星がちょうど水星とのスクエアをすぎたところだ、ということである。
海王星が支配しているハウスはない。天王星とミューチュアルレセプションを形成している。
強いて言うならば、海王星は被害者から見て第6ハウス、労働の部屋、健康の部屋に位置する。
被害者は今どこかで働いていたのだろうか。あるいは、病院に通ったりしていたのだろうか。
そのあたりが手がかりになる可能性はあるのではないか。
この商談はこの先発展するか?うまく行くか。重要な商談で、これが悪いと思うと、少し変更してみたりする。
昨日訪問予定の1件があった。
こちらが開発していて、納めないといけないのだが時間ぎりぎりまで開発が終わらない。13:00と聞いたが、もう一時間まってくれないかと電話をした。
13時だと、天王星が第1ハウスに、土星が第7ハウスに来てしまう。月は土星と合、天王星と衝を作ろうとしている。何か変更が起こる。今日一日ではすんなり収まらないようだ。これは仕方がない。しかし、それが今後の商談に壊滅的打撃を与えてしまうように見えたのである。14:00にしてもらえれば、変更は仕方ないにしても、ケーデントに天王星が回る。幾分変更の影響はソフトになり、弱まっていはいるが木星が第10ハウスにくるので、収益が上がるほうに商談が向くのではないだろうか。
連絡すると、いったん断られた。
しかし、エンドユーザーさんも13:00が都合悪いということで14:00になった。
そして・・・ほぼ予測したとおりになった。
その1時間の間に、納品物の不具合はかなり収まり、一応お客様にも説明ができたが、お客様側から変更があって、内容を変えざるを得なかった。
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