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これは2009年12月11日ごろ、浜松市のマンションで男性をぺティナイフでさして殺した、というものだが、寝ている間に男性のほうが馬乗りになって襲ってきて、もともと男性が持っていたナイフを振り回して失血死させたのが、命の危険にさらされている状況であって正当防衛の範疇と認められた、というものだった。
この事件の通報があったのは13日9:30で、近隣の男性が通報し、今回の裁判の被告はすぐに自分がやったと認めたという。
2009年12月13日 9:30 浜松市東区市野町
正当防衛というのはあんまりホロスコープとしてみたことがない。
しかし、たとえば通報があってニュースになれば、私は殺人が起こったかもしれない、と思ってホロスコープを作る。だが、死んだほうが悪かったというケースだってありえるだろう。
ここでまず注目すべき点がいくつかある。
まず、ASCが0度だということ。つまり、物事の帰趨がどうにでも転ぶ可能性がある、あるいは現時点では極まっているというような状況である。
次に、被害者がスクエアやオポジションや合を持っていない。第8ハウスは乙女なので水星が被害者だろう。
この場合、一応水星は死んだ人、つまり男性のほうであると私は考えた。が、女性である可能性もある。
凶角となっているのは、火星のクインカンクスだけで、火星は被害者から見て第8ハウス、死や金の貸し借りを表す部屋、および第3ハウス、友人や近隣の人を表す部屋、を支配する。火星は刃物を表すから、この人の死が何かの変化によって起こったもの、ということは考えられる。
もうひとつは、水星の吉の角が結構ある。月がちょうど0度のセクスタイル。天王星もセクスタイルだ。つまり事故だったかもしれない、とでもいえるような配置である。
神戸の連続殺傷事件もあんまり凶角がない事件だったですよね。つまり、そういう事件というのはそれはそれで考えないといけないかもしれない。
「裁判で真実を明らかにする」
って、よくニュースに出ますね。
多分、多くの人が連想するのは大岡越前であり、水戸黄門なのだろう。
だけど、これは認識を改める必要がある。
自分でも個人的にいろいろ経験をしたり、あるいはこういう場所で殺人事件なんかを追っかけて、冤罪などの問題も含めて、裁判の行方を見守る。
最近とみに思う。
裁判は真実が明らかになる場ではなく、戦いの場である。
裁判は何らかの主張をして、それを通すこと、相手から金をふんだくったり、相手を牢屋にぶちこんだりすることである。真実が明らかになる場ではない。真実はどこか別のところにある。多分。
出せる手は限られている。ルールがあるのだ。
ゲームには通常報酬や掛け金があるが、法曹関係者・警察を除けば、参加者は基本的に損をするようにできている。
ルールを知っていて金を出せるやつが勝つ。
http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/502/
の前半部分のことである。
人は占いや運命ということを聞いて、
「あっ、じゃあ運命って決まっているのか?」
と考える。まっすぐに、宿命論者になってしまう。
あっというまに神様の視点で物事を見ようとする。
プロセスを忘れているのだ。
本当に「あ、そうかもしれない」と思うのは、たとえばこういうステップを踏むはずだ。つまり、
1. あなたは運命や占いなど信じていない、あるいはまったくそんなことを気にかけてもいない。
2. ところが、誰かよく知った人があなたの運勢を見るとか、よくできた占い師があなたに起こることを予言してそれが当たったというようなことがおこる。
3. これは他人さんがあなたのことを占った場合である。そういうことの結果自分が自分の運命を知ろうとしたとする。
4. そうしてみたら、自分の第7ハウスは乙女で火星があった。まめまめしい、細かいことに気がつく配偶者を求めるが、性急に結婚してしまう傾向があるという結果を得た。27ぐらいのときに刺激するアスペクトができる云々
5. そして言われて振り返ってみれば、なるほどそうだったかもしれない。
ここで、運命についての疑問というのは、そもそも運命を知る手段が実際に存在しているという事実と分けて考えることはできない。
それを知るということが、運命について決定的に重要なことになってくる。
何らかの形でそれを知ることができなければ運命というのは机上の空論なのです。
運命などということは知らないけども、誰かがそんなことを言っている。そういう運命が存在するはずだとか、存在しないはずだ、といっても仕方がない。
そして、その知りうる運命というのは、いわば必ず不完全な形であなたの前に姿を現す。
決定的な出来事
http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/502/
に対するご意見をいくつかいただきました。
ありがとうございます。
実はちょっと脈絡がなくなるかもしれません。が、どんどんとりあえず書いていきます。まとめる必要があるのなら後でそうすればいい。ひょっとしたら今後も続くかもしれない。
そのとき実はいろいろなことを考えていました。
たとえば、エリシャがなくなる前に、イスラエルの王ヨアシに、シリアに向けて弓を射るように命じる場面があります。
ヨアシは3度矢を射て、それでやめました。
そこで、エリシャはヨアシに対して怒り、
「なぜ3度でやめたのか。5度も6度も射るべきであった。そうすればシリアを滅ぼしつくすことができたであろうに」
といいます。イスラエルはその後シリアに3度勝利します。
あのときにこうした、という決定的な瞬間が人生であるはずだと思ったのです。
では、それを振り返ったときにどうか、
なぜ自分なのかというのをたぶん人は忘れている。
なぜ自分はここにいるのか。
どういう場合でもあっても、いつの間にか私はここにいる。あなたは、といってもいいです。
だが、多分、どこかで自分がこうなった、という瞬間があるはずである。
何か、その後のあなたの感情を決める出来事、その後の行動を左右する出来事、そういうことがあったはずだ。
あなたが今とてつもなく不幸であったとしても、ほとんどの場合、座っていたら上から爆弾を落とされた、というわけではないと思う。
あなたの人生にあなたの意志や願いや希望がまったく反映されなかったということはないはずなのです。
あなたの人生を年表にして、ずっと思い出すのです。
多分、あなたがそれを年表している間に、すぐにあなたは自分の過去の姿と向き合うことになる。
暗い部屋で、いすでも畳でもきちんと座って、順番に人生の出来事を思い出す。
自慢話ばかり思い出す人生はある意味不幸かもしれない。そういうことをいっているのではない。
実はあまり直面したくないような過去、解決すべき問題が記憶の中に眠っている。
それに対して、よしあしの判断をする必要はないと思う。
自分の過去を追体験し、受け入れる。
クリアにする。
反省はしても後悔はしない。
殺人事件であったり、首相や大統領の選出、ゲームの勝敗などである。
だいぶ、事件関係をやった。本当はもっとやってもいいが、とりあえずやった。
で、いったん占星術ができる、ということになれば、探偵が占星術をやってもいいし、弁護士が占星術をやってもいいし、心理カウンセラー、ライフプランナー、結婚産業、あらゆるものが占星術をやってもいい。
占い師は、数千円かそこらで人生の相談に応じ、必要な指針を示さなければならない。
これは考えようによってはすごいことなのである。
めでたいほうの話はまあいい。問題はつらいことですね。離婚などがいい例ですね。事件の被害者もそうでしょう。
それで、では仮に離婚ということが頭にひらめいたとする。どうするか。
一般的に離婚の相談は弁護士が受け付ける。弁護士がいえるのは、別れる場合、手続きは調停ですよ、調停で解決しなければ裁判になりますよ、これだけ慰謝料が取れますよ、財産分与はこうなりますよ、養育費はこうなりますよ、云々である。
だが、実際には片方は頑として別れたくないかもしれない。別れたくないといいながら実際にはひどいことをしているのかもしれない。あるいは離婚を希望しながら、やはり心情的に心残りもあるかもしれない。
法律に持ち込むまでに、夫婦の間では様々なことがある。先々やっていけるかとか、そういうこともある。
そして、弁護士は法律しかしてくれない。ライフプランナーはお金のめどしか立ててくれない。カウンセラーは心理的な悩みを解決するということをしようとするが、それしかしてくれない。そして、それにかかるお金が数千円ということはまずあり得ない。
ところが占い師はそういうことに対して、ざっと「こうしたらこうなる」といわないといけない。
そこで、占星術のみでお伝えするのはある意味正しいのですが、それでも法律や宗教や家計や住宅ローン、いろいろなことに通じていればそれは役には立つのです。
さらにおのおのの専門分野で占星術が生かされていいのではないかと思う。
それぞれの専門分野において、同じ双子であって、手術の部位が手になりますというのか、車の前輪のことですねということになるのか、象徴の意味は変わっていいと思う。
占い探偵みたいな職業があってもいいと思うのだ。
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