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あちら側というのは、人はアストラル体と言ったり、霊感と言ったりしているかもしれない。だか、どうせ普通に分かることではないのだから、なんと呼ぼうと同じことだ。
占いは、決して誰にでも分かるようにその根拠を示すことができない。なぜなら、その一方の端はあちら側にかかっているのであって、多くの人は人生を通じて決して向こうにはいけないからである。
占星術を勉強するのは福音書を読むのと似ている。
キリストは来て、喩えを用いて世の初めから隠されていたことを語りだした。
彼は、あなた方は多くの預言者がききたいと思っても聞けないことを聞いていると仰った。
そして、喩えを用いて語り始める。「人の子が種をまいた・・・耳のあるものは聞くが良い。」
ところが肝心のお弟子さんたちも、この喩えの意味が分からないのである。
そこで福音書には、キリストがお弟子さんに請われて喩えの意味を解説しているところまで書かれている。
「種は言葉である・・・」
ところが、この解説を聞いて、私たちは「ああ、そういう意味ですか」と分かった気になるのである。
そんなに簡単に分かることなら、喩えを使わなくたっていいじゃないか?
実は、そんなに簡単に分かることでないからこそ、喩えを使っているのであって、種を言葉と言い換えたところで、分からない人には分からない。
おうし座の人は肌が白くて体つきが角ばっていて、忍耐強く、美しいものが好きだと。それが牡牛の特徴ですといわれたとする。
人々は
「何を根拠にそんなことがいえるのか」
という。
私は違うと思う。おうし座で表される事柄、おうし座とは何か、私たちは知らないのである。勉強中なのだ。
牡牛には森林という意味もある。ベッドルームも牡牛だ。そのようにして事象に当てはめて象徴の内的な関係を勉強して、なるほど十二宮とはこういうものなのか、と学ぶべきなのだと思う。おうし座に対して最終的な具体的な意味を与えることはできないのである。最後はおうし座であるということになる。
ちょうどそれは子供に算数を教えるのと似ている。頭のいい子は、教えられる内容について、表現の仕方が分からないだけですでに理解しているのだ。足し算の記号が分からなかったとしても、お店にいって間違いなくお釣りをもらって帰ってくればいい。分からない子は、まだその本質を理解していないのである。
だから占星術や四柱推命が統計であると言うことは絶対ない。それは私たちが、通常の生活では決して出会うことのないどこかからやってきたものだからである。まさに人の子のまいた種そのものである。
理論的には、四柱推命や占星術は、際限のない、終わりのない占術だと思う。いくらでも複雑なこと、新しいこと、ややこしいことを当てたり読み取ったりできるはずなのだ。それができないのは、私たち術者が未熟だから、と私は信じている。
皆さんから様々なコメントをいただいている。
何もかも見ることはできない。
今日、たまたまホロスコープを見ているととても変な日だ。月が蟹の終わりにかかり、通常ならVOIDになってもおかしくないのに、6つもの天体が27~29度付近にある。
良きにつけ悪しきにつけ、物事がとまらない。いろいろな方向に暴走していくということになるのだろうか。
やっても仕方ない、どうしようもない、ということがない。迫り来る何かに向けて一生懸命なのだ。
前にも書いたが、天王星と木星が牡羊へ移ったときに、ほっと一息できるのか、それとも新たな大きな変化に見舞われるのか。多分両方なのだろう。
本当は判断に足る何らかの視点をわれわれが持つべきなのだ。人生ですべてを知ることはできない。なんとなくテレビなどに催されているというのが私たちの思考である。でも、なんとなく物騒な世の中、とかいうのではなく、何が何パーセントどうなったとか、そういう視点、しかも権力者や金持ちのような表舞台の人が発表しないようなことに気づかなければならない。
ご質問にあった、国会の委員会での三宅雪子先生の転倒のホロスコープである。
16時としてホロスコープを作ると、天頂、議員とか物事の大きな成り行きを示すのは蟹、つまり月になる。月は牡牛に入り、水星と合になる。水星は逆行していて、第9ハウス、第12ハウスを支配する。
月は多く女性を表すし、委員会での転倒はいかにも水星の逆行で表されているように見える。12ハウスを支配するのは、私は懲罰動議のことでいいのだろうと思う。
さて、その出来事がどう影響するかだが・・・いやあ、ほとんどすべての天体と月のアスペクトがあるんだよねえ。一番早いところでは5度で冥王星とトラインである。フィックスドサインだから5週だとすれば、来月、大きな予算上の動きがあるということなかなあ。あるとすれば、決まるという方向で動くはずなのである。
で、意図的だったかどうかのは分からない。たとえ海王星と月がスクエアであったとしても、だから嵌めるというような意図があったということはできない。
さぶ様からコメントをいただいて、読み間違いもあって、うろたえてしまった。
自分も覚えていなかった事件だし、子供というような象徴が果たしてどうなのか、と思った。
しかし、殺人事件の公式に当てはめて解釈するのでなければ、このホロスコープを見て、何をどうしようかと言う意義自体が薄れてしまうのである。
であるので、まず実直に殺人事件で扱った公式に当てはめてみよう。
1981/06/17 11:35:00 東京
殺人事件の公式にあてはめると、第8ハウスは牡羊なので、第9ハウス火星が被害者である。刃物の被害者であることが分かる。そして、事件は双子チックな事件だった・・・。なんだこれは?子供が殺されたことか?しかし、この双子が何かは私は分からない。知的なこと、移動に関すること、コミュニケーションに関係することが何かあったとは思えないのである。
加害者は火星が最初に合、衝、スクエアを作る天体なので、第3ハウス射手の海王星である。
海王星は被害者から数えて12ハウスを支配している。この人は被害者の敵であり、隠れた相手である。さらに海王星そのもの、12Hそのものに薬物の意味がある。この人は薬物中毒であった。
太陽と月は、海王星に向かって力を終息させていっているように見える。月は11ハウスを、太陽は12ハウスを支配しており、立てこもり(12ハウス)、無差別殺人(11ハウス)の意味でいいのではないか。
実はこのホロスコープ中で、土星と水星の顕著なスクエア、金星と冥王星のスクエアがある。
いずれも何かを示唆していそうな気がするが、分からない。この時間第1ハウスも第10ハウスも水星が支配する。水星は逆行している。被害者も双子に位置している。
なぜか?
私自身は占星術に対してはこう考える。
それが、不吉なアスペクトであったとしても、「犯人の熱狂性を高めた」というような占断はしたくない。具体的な何かを星から読み取れる必要があると考えている。そのためには、あらゆる意味でハウスとサインが整備されなければならない。その上で、このスクエアに意味があるかどうかはなんともいえない。
よく大学などの偉い先生が沖縄のユタや東北のイタコのことを指して、カウンセラーという。
ある人が何かに苦しんでいるとする。
多くの場合、たとえば離婚問題のような問題が典型的だろう。
どちらがどうなのか。何が原因なのか。どういう事実が存在するのか。
そして、その事実と言うのは、様々に存在し得る。
たとえば法律だとする。
法律が問題にできる事実がある。
つまり、他の異性との恒常的な肉体関係があったかどうか、同居していくことができないような病気があるのか、暴力を振るうのか、性生活の異常、たとえば性生活の完全拒否があるか、などである。
そういうことがなく、一方が離婚を容認しなければ、夫婦の離婚は成立しない。また、浮気をしたほう、暴力を振るったほうが法律上は例外なく悪い。
或いはうわさ・ゴシップの事実が存在する。
「あそこ、旦那さんが酒飲みだったんだよ」
という類である。多くの人が、法律ではないけれども短絡的に判断できる事実でもって、すべてを決め付けてしまう、というようなものである。
ところが当事者にとってはそういう問題ではないのである。そこに至るまで、様々なやりとり、苦しみ、すれ違いやりきれない思いなどがあるのである。
暴力を振るった、殺人をした、自殺をした、そこまでいってしまうと、普通は例外なくその人たちが悪い人だったということになる。
江戸時代には切り捨てごめんといって、武士は無礼な町人を切り捨ててもとがめられなかった。大きな事件があれば、武士は切腹しなければならなかった。いまでいうなら、JRの社長は福知山線の事故が起こったときに、間違いなく切腹しなければならなかっただろうし、それで世間はあとJRがしっかりやってくれさえすれば、最高責任者が責任を取ったのだからいいだろう、という考え方をした。
暴力や殺人、自殺よりも、筋を通すことが優先されたのである。江戸時代の事実は違っていた。
夫が暴力を振るう、その際に、妻にも何か原因があるかもしれない。しかし、現代の法律はそれを問題にすることはできない。江戸時代は逆だったと思う。そこには、本当はどちらが正しい、という以上の問題が隠されている。
カウンセラーというのは、確かにそういう部分を問題にし、そこに切り込んでいくのである。
しかし、ユタやイタコや占い師がカウンセラーである、イコールである、と言ってしまうのは問題がある。
なぜなら、カウンセラーは占い師がそうであるように、何も聞く前に相談者の立場に飛び込むという技術がないはずだからである。
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