科学的でないのに

• 占いは科学的でないから信じられない。
• 科学で証明されていない。
• 占いは科学で証明されていないのに当たるのはなぜか。

占いを疑う人、信じない人にとって、科学というのがひとつのキーワードになっている。

ここには２つの問題がある。
ひとつは本当に科学的に証明されないのか、という問題、アプローチである。
もうひとつは、科学を支える世界観がどうかという問題である。

前者は、たとえばあるアスペクトが起こる時間を捉えて、その時間に特別にあることが頻発していないかと調べるというようなことである。たとえば満月の日にある出来事が多発していないか、調べる。
あるいは、なぜそのようなことが起きるのか理論的な説明を試みることである。月が海に影響するのと同じように、人の体液にも緊張を引き起こすのではないか、などというものである。

しかし、だ。

あまりにも多くの見えない前提がありすぎる。
ほとんどの人が、地球がここにあって、月があそこにあって、何度回ってここに来たから満月だとか重力が働いて潮が満ちるだとか、だから、こうなる！という説明を試みる。
だが、太陽から地球に光がとどくのに8分かかる。
じゃ、太陽は本当はどこにあるのか。8分先の位置にあるのだ。しかし、その8分先にあるというのは、誰にとっての真実なのか。本当にあるのか。これは誰にも確認できない。推論にすぎない。私たちにとっては今の位置にあるのだ。
じゃ、光がまっすぐ届いているのか、というとそれもおぼつかない。光は直進しているが、空間はゆがんでいる･･･というのが、私の知っている範囲の、現代の科学の公式の見解だと思うが、空間と時間がゆがんでいるという場合に干潮や満潮を引き起こす重力とは何かとか、簡単にあなたには答えられるだろうか。イメージできますか？
ちょっと考えただけでも、まっすぐ星が人間に影響していると考えることがどれほど馬鹿げたことかわかりそうなものだ。

一方後者は、ひとりひとりに起こることである。

人にとっての世界というのは実は相当違うものであり得る。そのことを私は知っている。
私にとって、青年時代に世界は壊れた。まっすぐな三次元の世界などどこにも存在しないし幻想に過ぎないことを見た。それが周りの人にとって愚かしいことであろうが信じられないことであろうが、そこで生きていくしか仕方がないのだ。

占星術を信じる必要はない。私も信じてはいない。何か全く新しいことを学んでいると考えるのが正しいと思う。

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トヨタ社長米公聴会出席を表明のホロスコープ

コメントでいただいた3つの質問の、これで最後になるが、トヨタの社長が今回のリコール問題について、アメリカの公聴会から呼ばれて、一度は自らは行かないと表明したものの、あらためて昨日社長自ら行くと表明した問題である。
ニュースに出ていた写真の時間が9:40になっているので、
2010/2/19 9:40 名古屋
でホロスコープを作ってみる。

一見月がVOIDに見える。しかし、実は海王星26度、天王星25度で、月は24度である。天王星とはセミセクスタイル、海王星とセクスタイルである。だから何も打つ手がないというわけではない。

会見をしているトヨタの社長さんだが、この瞬間、アクションをしている人、つまり第1ハウスの支配星と考えていいのだろうか。金星は木星と2度の分離で少し時間をかけて天王星と合になる。
また、大きなものごとの成り行きというものは第10ハウスの支配星で見る。第6ハウスの土星で、火星、太陽とともにYODになっている。しばらくこのリコールとそれにまつわるクレーム(12ハウスはインターセプトしているが、火星が位置している)には対処しないといけない。しばらくその状況に対処する努力が続いていくということになるだろう。
しかし、太陽は木星と、合になる。多くの惑星が天王星に向かって力を集めていくことになる。
だが、今回の訪米はほぼプラスの結果を導き、トヨタは今回の対応で四苦八苦した後、何かヒットするとか認められるとかして、ある程度の業績を確保できると私は見たい。

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タイガーウッズ謝罪会見のホロスコープ

東部時間2010/2/19 11:00 日本時間2/20 01:00フロリダ州ジャクソンビル

タイガーウッズ選手が自らの不倫問題に関する会見を開いた・・・・
アメリカらしい出来事である。多分。
フランス人やイタリア人が何人かの女性と関係を持っていようが、誰も責める人はいない。

これもコメントでこれについてみて欲しいということだったのだが・・・ウッズさん、プレイされてなかったんですね。

まず、見て分かるのはたまたまなのかどうなのか分からないが、太陽も月も新しいサインに入ったところである。
アクションをしている人、たとえばタイガーウッズ本人だろうが、11ハウス魚の金星になる。月がセクスタイル、太陽が合で、木星とは合を過ぎているが、月や太陽は光を運ぶ役目をする。さらにつきは冥王星とトライン、天王星ともセクスタイルである。
一方、月の状態で目に付くのは、火星とスクエア、水星とスクエア、土星とクインカンクスである。
火星は12ハウス、水星は第2ハウス、第5ハウスを支配しており、水星が女性問題（第2ハウスに女性の私室という意味があるし、第5ハウスは恋愛を示す)を、火星は隠し事、事故などをあらわしているのだろう。また土星は第9ハウスを支配するので、ゴルフ活動の自粛を表しているのだろうが、クインカンクスということはそれについて努力を伴った変化がありえるということにある。
金星も木星も高い位置にあって上昇している。
彼は戻ってくるだろう。ただいつという明言はできない。それほど遠くない未来である。

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三代目セーラームーン神戸みゆきさん死去のホロスコープ

コメントで、美少女戦士セーラームーン三代目の神戸みゆきさんの死についてみて欲しいという依頼があった。発表は心不全で家族に見守られての死。しかし、24歳という若さで、これからの活躍が期待される方で突然のニュースに驚かれた方も多かったと記憶してる。
私もニュースは覚えていたが、出演されていたのを見たことは実はない。

2008/6/18 04:08川崎

この日タイトなアスペクトがあったということだが、金星と冥王星が0度の衝である。そういう事件もあってもいいかも知れない。
しかし、いつも通り、死者を第8ハウスに割り当てると考えるなら、山羊であるから、第4ハウスの土星であらわされることになる。土星にはほぼアスペクトはない。あるといえば冥王星がスクエア、天王星がオポジション、海王星がクインカンクスということになるのだろうが、いずれも遠い惑星であり、冥王星と海王星は逆行している。
いままで意識して定式化したことはなかったが、殺人などの場合には、月、太陽、火星、金星など割と速く動く星が被害者か加害者のどちらかにあるように思う。実際にそれは近々にアスペクトを作るだろう緊張感のある星である。しかし、土星と天王星で角度もかなり離れている。だから、天王星が第9ハウスを支配していて、たとえば学校だとか法律、あるいはこの場合過度な運動だとか、そういうことが死因に関係するとしても、それは遠因であって、第4ハウス(家庭、家族)に見守られての静かな死であったというのは報道の通りではないだろうか。

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二次元のだんな様(2)

http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/245/

金星と月のアスペクトを持つ男性は結婚後に年若い女性と浮気をするといわれているが、全くそういう例に当てはまらない人がいて、その人は要するにアニメの萌えキャラに染まっているのではないか・・・ということを前に書いた。

コンドームの会社さんのDurexが2005年に男女のセックスの回数を調査している。
調査結果（PDF、英語です)
一番最後の辺にこの回数の調査があるのだが、大体各国100前後、最多のギリシャで年間138回、割と少ないアジア各国でも70なにがしがあるのに、日本だけはダントツに少ない45回である。ギリシャ人の1/3！

この調査はよく見るといろいろなことが書いてあって、公園でセックスしたことありますかとか、やる気になるのにバイブ使いますか、ポルノはどうですかとか様々なことが書いてあって、確かにいろいろな条件があるのだろうが、それにしても日本だけダントツに少ないのである。

鳩山首相、消費税も友愛もいろいろあるかしらないですけど、こりゃ大問題ですよ。

私はたまたまギリシャはすんでいたことがある。
それから、世界各国に旅行も経験した。
それで思う点は何点かある。

• 新鮮な食材の割合が少ない。スーパーでも加工食品のしめる割合が多い。外国では多く市場みたいなのがあって、キロ単位で果物や肉を買う。そういうところが日本は少ない。
• 住環境・教育環境の問題。ギリシャには国立大学しかない。行くのはエリートと決まっている。海外のほとんどの国で収入が少なかったり就職がなかったりしているが、住宅はそれほど高くなく、狭くもない・・・しかし、シンガポールやインドの住環境や教育環境がどうかというと、日本がすべての国に対して非常に劣っているともいえないと思う。
• アニメ文化、マンガ文化が存在する。

ギリシャは、あまり知られていないが、宗教的にはとても厳しい国のひとつだと思う。そして上位を占めている、クロアチア、セルビアモンテネグロ、ブルガリア、チェコ、フランス、イギリスだが、ほぼ保守的なキリスト教文化を持っているところに見える。多く正教会だし、フランスはカトリックの国の中でも特に保守的なところである。

もう昔の話だから、いまどうか分からないが、私が行ったときはドイツからパリに入ると、地下鉄の中のポスターが変わったことをおぼえている。
ドイツや北欧の地下鉄などには、割と裸のポスターがある。風俗のポスターだったりいろいろだが、あられもない裸である。あまりにもあられもないポスターだと、逆にエロくもない。
ところがパリには裸がない。パリの地下鉄のポスターは「ああっ、きわどいカッコだ」と思っても大事なところが露出していない。フランスは保守的なカトリックの国なのだ、実は。
そのフランス人のほうが、ドイツ人よりSEXしているのである。
多分、アテネにもなかったと思う。正教会の場合、なんといっても聖母のイコンがある。きわどい女性像が大手を振って歩けないところがある。

そういう点からいうと日本のアニメ文化はよくないかもしれない。私たちの子供のころの標準から比べても、ずいぶん最近のものはきわどい。セーラームーンの変身シーンにしたって、多分40年前なら保護者からクレームが出ただろうが、いまの人が見れば多分この程度か、と思うに違いない。

うん、言いたいことというのは、なんとなくなのだが、本来あるべき金星のエネルギー、性のエネルギーみたいなのを、無駄遣いしているのではないかという気がするのである。それが、金星と月のアスペクトのある人は若い子にはまる代わりにアニメに走っているという占断結果につながっているのではないかというきがするのだが。

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