東金市女児遺体遺棄事件のホロスコープ2

2008年に人々を騒がせた事件のひとつに東金市の女児死体遺棄がある。
これももう一度再解釈してみよう。

ホロスコープは殺人が明るみにでた時点のものを作成する。
2008年09月21日 12時25分 千葉県東金市
ちなみに、外円は12月5日（容疑者逮捕）で同時刻のものである。



第8ハウスの星座の支配星があるハウスおよび星座が、発見時の被害者の状況を表している。

第8ハウスは蟹であるので支配星は月である。月は第6ハウス双子にある。
最初、双子は保育園、第6ハウスは母親の病院勤務と考えた。当時はサインやハウスが場所をさすものと仮定していた。なぜ資材置き場ではないのか？と思っていたが、要するに女児の殺害事件で、母親が病院に勤務していた、そういう背景の事件だということではあっていたのだろうと思う。月は、被害者が運ばれてきたことを表しているのだろう。

被害者の星に対して最初に接近の合、衝、スクエアを作ろうとしている星が加害者である。

スクエアで1度以内で分離している土星と考えた。いまでもそれは変わっていない。土星は第2ハウスを支配し、第8ハウスから見て第7ハウスである。他人、敵、ある意味なんとでも解釈できるハウスになってしまう。

事件推移についての検証

被害者でもあり、タイマーでもある月は、
6度スクエア天王星魚3H(逆行)
7度トライン火星天秤10H
7度トライン海王星2H水瓶(逆行)
8度水星天秤10H
12度トライン水星天秤10H
14度スクエア太陽9H乙女

である。犯人逮捕は11週後、2ヵ月後である。

次に、逮捕時のホロスコープを見てみる。時間は、同時刻にする。
同時刻なのだから、太陽のハウスは当然一緒だろうが

太陽N9H乙女->T1H射手
月N6H双子->T12H魚
水星N10H天秤->T9H射手
金星N10H天秤->T11HH水瓶
火星N10H天秤->T9H射手

進行した星のアスペクト
T太陽9H射手 衝 N月6H双子
T火星9H射手 衝 N月6H双子
T水星9H射手 衝 N月6H双子(5度過ぎている)
T太陽もN土星とアスペクトがあると見て見られなくはないが、まだ5度ぐらい差がある。

しかし、ここで、またもや太陽・火星・水星が、被害者の星と顕著なアスペクトを形成したときに事件が解決している。おそらく太陽なのだろうと思う。
もちろん、これだけでは何も分かったことにはならない。1年以上解決していない事件であっても、太陽が被害者の星に合や衝になるのは必ず1回あるはずだが、そのときに事件は解決していないのである。それに、すぐに解決した事件もあるのである。
そうではあるが、一応今後、太陽やホロスコープ中意味のある星と被害者の星が顕著なアスペクトを作ったときに事件が解決するのではないか、という前提で検証していくことにしよう。