茨城大学女性大生殺害のホロスコープ

MSNで未解決の事件として取り上げられていて、全く未解決のまま埋もれようとしている事件として、茨城大学女子大生殺害事件、茨城大学農学部2年原田実里さんの事件を取り上げてみたい。

この方はトライアスロンのマネージャーとして活躍されており、学生連合でも名簿作りなどの活動をされていた。当日も東京で会合にでておられたようである。その後、ご自宅で男子学生と過ごされたあと、男子学生が寝ている間に外出し、翌朝水死体で発見された。死因は絞殺で、その後首を刺されており、発見時には着衣はなかった。また自転車が別のところで発見されている。

ホロスコープは殺人が明るみにでた時点のものを作成する。
2004年1月31日 9:00 茨城県美浦村の清明川河口


第8ハウスの星座の支配星があるハウスおよび星座が、発見時の被害者の状況を表している。

第8ハウスはさそりなので、被害者は第9ハウス射手の冥王星とする。
一応、1ハウス牡羊の火星も表示星である可能性がある。
冥王星は、いかにも彼女が悲惨な殺され方をしたことを示していると考えられる。
第9ハウスは彼女が学生であったことを示すもので、いままでのケースでも学生さんはほとんど第9ハウスに位置している。で、射手も学生を示すもの、と考えることもできるが、しかし、単に水死体として発見されたという性質の事件であれば、ここのサインはきっと魚座なのである。このサインが射手であるということは、何かこの事件がそういう性質のものであることを暗示している。
では射手はなにか？
私は彼女がやっていたトライアスロンがこの事件に大きく関わっているのではないかと推測する。もちろん、大学の学業に関することであったとしても象意としてはおかしくないし、外国の問題に関係したことだと推測することもできる。しかし、トライアスロンが激しいスポーツ競技で彼女が役員を務めていたということから考えれば、この射手はスポーツのことだと考えるのが妥当なように思う。

被害者の星に対して最初に接近の合、衝、スクエアを作ろうとしている星が加害者である。

加害者は金星と考えられる。木星は逆行している。
金星は第2ハウスを支配している。第8ハウスから数えて第7ハウスを示している。第7ハウスは彼氏、一般的に他者、敵を示している。もっとも特定しにくいサインである。
もし仮に火星が被害者と考えた場合は、水星が加害者ということになる。第3ハウスおよび第7ハウス、被害者から数えて第8ハウスと第12ハウスとなる、金銭や女性趣味のいたずら、または隠れた敵の存在ということになるだろう。

科学が冥王星が惑星ではないと認定してしまったのでためらうところがあったのだが、一応、私は冥王星が被害者という第1の線でやっていけばいいと思う。いままでも被害者が冥王星であらわされることはあった
すると、加害者は金星である。こういう場合、この惑星が加害者の性質を表している事がすくなくない。いままでの例で言えば水星が車で生活している人だったり宅配を装った人だったり、木星が大学関係だったり、天王星が変人だったりする、というような考えである。
考えられることは
1.リッチな人である。
2.愛している人、恋人のような人である。
3.女性である。
4.美しいものやお金に関することを商売にしている人である。
5.ある程度若い人である
といったことだろう。
彼氏ではないだろう。一緒にいた男子学生などはとっくに警察がお調べになっていることと思う。
推測だが、ひょっとすると女性ではないか？女性に絞殺ができるものだろうか。しかし、彼女の活躍や誰かと仲良くしていることなどをねたんでいるような人があったのかもしれない。
月がVOIDである。期待に反してこの事件がなかなか解決しないことを示している。冥王星や金星もアスペクトを作らない。しいて言えば、太陽が冥王星に11度でセクスタイルである。これを見ると11週、11ヶ月で何かが明るみに出そうなものである。これが11年だ、などと占断する勇気はない。いまから6年も待たなければならないなんて。