オバマ勝利宣言のホロスコープ

オバマ勝利宣言 日本時間 2008/11/05 14:30 イリノイ州シカゴ

これも正確な時間が分からないのだが、新聞記事などからすると、だいたいこれぐらいの時間になるのではないか、として作成したホロスコープである。

初の黒人大統領。ヒラリーさんとマケインさんを破って期待のかかる新しい大統領だ。
だが、エレクショナルの一般的な規則に照らして、実はこのホロスコープには、いいところがあまりない。
月は水星、太陽、火星とつぎつぎにスクエアを作る。水星は財政かまたは民主党内部のことだろうか。火星は外交だろうか。
パートオブフォーチュンが第3ハウスにある。国内問題に関する立法とか運輸に関係する問題がオバマ大統領のキーになっていくのだろうか。

ちなみにブッシュ大統領のときのものは以下のようなものである。


ブッシュ勝利宣言 日本時間 2000/12/14 12:00 テキサス州オースチン

覚えておいでのかたも多いだろうが、最後までゴア氏と得票数がもつれた。
パートオブフォーチュンが第7ハウスにある。一言でいえば敵対関係がブッシュ政権を彩っていた、ということになるのだろうか。月がスクエアをつくるのは土星だけで、25度のオーブなので、約2年後である。
2003年3月にイラク戦争に突入している。
金星、海王星、天王星などとスクエアを作る。就任早々、同時多発テロが起こり、アフガン侵攻が起こった。
だが、木星、火星とのセクスタイル、太陽、水星とのトラインがある。
経済的にはいい状態が続き、外交などで一定の成果があると見ていいのではないか。で、事実そうだったと思う。

もっとも、今こうしてみていて、本当にアフガン侵攻は早すぎるという感じはする。同時多発テロから1ヶ月もたっていないのだ。

首相選出時のホロスコープ

殺人事件が起こったときのホロスコープを作って、あれだけ被害者の状況がホロスコープに表れている。
では、多分他の出来事も、多分何かが現れているのではないか、と考えたくなる。
質問時でホロスコープを起こすのがホラリーであるが、逆に何かを始めるときに、うまく行くような星の配置を選んで開始時期を決めるやりかたでエレクショナルと呼ばれる占星術がある。そういう観点でイベントの開始時期を調べてみればいいわけである。

首相の選出時期は、実は私も注意してみていたわけではないので正確に時間がわからないのだが、新聞記事などから推測して
2008/09/24 13:20頃 東京 麻生首相選出
2007/09/25 16:00頃 東京 福田首相選出
と考えた。

2008/09/24 13:20頃 東京 麻生首相選出


2007/09/25 16:00頃 東京 福田首相選出

麻生首相の選出時間は、ちょうど月がボイドオブコースである。
四柱推命の空亡に近い考え方で、望まれた結果が得られないということを表す。しかし、それ以外の星を見ると、月のスクエアなどはないし、凶星はアンギュラーにないし、それほど悪くはない。
ところが、福田首相選出時間は、凶星はことごとくアンギュラーにあり、月は天王星と合、火星や木星とのスクエアを控えている。

福田政権はいろいろな問題があり、内閣改造をしたかと思ったら突然の辞任になったり、いい印象がない。
サミットとか大きなイベントもあったが、すぐに防衛省不祥事があり、年金問題が浮上した。

一方麻生政権は、すぐにも衆議院解散が期待されながらそうはなっていない。
最近のスキャンダルもむしろ民主党の側に多く、安定しているともいえないが、かといって惨憺たる状況ということもない。なので、来年衆議院が解散するまでは、以外に安定して続くのではないかと見る事ができそうだ。