バンクーバー五輪キムヨナ選手FPのホロスコープ (2)

http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/276/

今回アクセスしてこられた方の中には占星術、私がやっている占断方法をよくご存じない方もおいででしょう。
盤面から読み取れたことをもう少し詳しく書いておいたほうがいいかもしれません。

YODというのは3つの星が150度、150度、60度でY字型を形成していることをさします。
150度(クインカンクス)は変化が起こったり、よくないことを努力で変えようとするという意味合いを持ちます。
ところが60度は物事がスムーズに行く、落ち着いた角度で、150度150度60度の組み合わせは、何か好ましくないことがあって変えたいのだけれど、安定したそれぞれの力関係のようなものがあって変えられないことを表しています。
今回ですと、
土星－火星・月ー太陽・木星
冥王星ー太陽・木星－火星・月
の2つがあります。

土星と火星・月がいい関係なので太陽や木星が変えられない。
冥王星と太陽・木星がいい関係なので、火星や月が変えられない。
冥王星は大きな力であったり、性であったり、他人の金、つまり借財、金融・遺産などですが、そういうものであったりということになります。第2ハウスは所有物の部屋で多くの場合金を表します。
メダルやよい成績というのは第10ハウスで表されます。蟹なので、支配星が月です。
土星は、第4ハウスで、普通は家庭や母、国内などの象徴になるわけですが、この場合はカナダという土地が土星と見るのがいいのではないでしょうか。
木星は採点やジャッジのことになる。なぜかというと第3ハウスを支配しているので知性とか試験とかは木星で表されるからです。あるいはメディアもここに入るのかもしれない。
太陽は11ハウスなので、いわゆるロビー活動ということになると思います。

割と、以前からフィギュアスケートを見るのは好きで、テレビでやっていれば興味をもってみていました。去年から今年にかけてはあまり見ていないのですが。
今回も直接は見てなかったのですが、後から何回か動画を見ました。
日本選手に活躍して欲しいとは思いますよね。でも、必ず勝てるとは毎度思っていません。
クリスティヤマグチのときも、あ～あ、やっぱり日本人はなかなか勝てないなあと思いましたし、前回もスルツカヤが勝つと思ってましたし、正直、勝敗はどうでもいい。
興味はやはり、228点ですよ。228点。何が228点なのか。
新聞とかの報道を見ていても、大差で完敗しましたとかそんな報道ばかりです。
ときどきえらいさんがでてきて、見栄えがどうとか、つなぎがどうとか、そういうことを言っておられます。
でも、多くの人は荒川静香さんがY字スパイラルで「ワンアイスクリーム、ツーアイスクリーム、スリーアイスクリーム」と唱えたことを知ってます。何が191点だったのか、みんな覚えています。人々の目が肥えてきて、なんとなくでは満足できないレベルになっているんですね。

今回占星術師として私のいけないところは、後だしじゃんけんだということですね。事前に判断するべきでした。

追記：
ジャンプの話ばかりしてる人が多いので、スピン・スパイラルの比較をしましょうか。
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別に人の悪いところをあげつらって楽しいわけがない。でも228点も取ったのだから、仕方がない。

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