不惑

不惑。

有名な論語の言葉で、年齢の四十歳をさす言葉だ。

男は気負いというものがある。

いっぱしの男と見られたい。
一家を支えないといけない。
なめられたくない。
こういう理想に近づけたい。

「四十にして惑わず。」というのだが、良い意味でも悪い意味でも、こういう気負いがなくなる年齢ということだろう。

ふと気が付くと、私は一通り経験した。
今の世に生きる一般人が経験するようなことを一通り経験した。

二十歳かそこらで、占星術や何か神秘的な体験、力でもって他の人が見ることが出来ない何かを見たり経験したりしたとしても、そこで社会的責任を背負ったおじさんなどから「この青二才が・・・」と言われればそこには葛藤が生じてしまう。私は年上の人にこんなことを言っていいのだろうかとか。

いま占星術をして、そういう気負いをあまり感じなくてすむ。
他の方の悩みの、かなりのことが体験的に消化できる。
それが正しいかどうかは別だ。酒飲みの悩みを聞くために酒を飲まねばならないと考えることは正しくはない。だが、普通の人が悩むようなたいていのことは、悩んだような気がする。
ある程度、なるようにしかならない、と受け取れる。

多分25で占いで同じことをやろうとしたら、多分出来なかっただろう。
もし出来たとするなら、誰かお師匠さんの下でするとか、いうことになっただろう。

ところで、女というものは、実はこういう気負いというのがないらしい。
実際ない。あくまで実際的である。
だから、占い師は女のほうが向いているのかもしれない。多分。

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2009/10/15のホロスコープ(2)

http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/183/

政治的なことはいろいろ起こったと思う。
ほぼ予測したような・・・誰でもできたかもしれないが・・・ことだった。

赤字国債の発行見通し発表。
鞆の浦判決に対する広島県の控訴。
子供応援特別手当廃止の発表。

だが性的な問題に関する事件は聞いていない。
世間を騒がす暴力的事件もまだ聞いていない。

あったのは落っこちる関係の事件だった。
本棚が崩れて姉妹が下敷き。
八丈島定期便から転落。
くい打ち機が民家上に倒れるetc

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2009/10/15のホロスコープ

先日10月の向かい合うサインの支配星が作る表を公開した。
10月15日ごろに一つのスポットがありそうに思えた。そこで、決め撃ちで、12:00のホロスコープを作った。

2009/10/15 12:00 東京

確かに、金星と冥王星がスクエアになっている。月と土星も合だ。
火星と金星は火星が獅子に入っていないから、規則上はアスペクトを形成しない。
水星と木星、海王星もトラインを形成している。何か、すいすい行きそうな星の状況ではある。

だが、あちらの表では分からなかったが、金星と土星はほぼ合に見える。実際にはこれもサインをまたがっているので、厳密には合ではないが、合を形成してすぐの状態であり、微妙なところだ。
また、火星と土星がセクスタイルを形成している。

するとどうなるのか？
」いままで緻密に（おとめ）多くの人の(かに)力で(火星)成り立ってきた組織(土星)の力が公然としたもの、主張するもの(獅子)となる。ずばずばと攻撃的な意見(天秤）、上からの物言いになる。そういう中で、周囲のいうことを聞かずにがんがん走る(冥王星)ことによって、多分男女間の事件、あるいは暴力的な事件がおきる」などということになるのだろうか？
こういう形で予測をしたことはあまりないので、どうか分からないが、新聞などは注目しておくようにしたい。

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一般的な出来事の予測

出生図においては、各人の出生日時が予測に不可欠である。
生まれたときに、太陽が双子だった。では、何歳のときにどうなるでしょう、と予測するわけである。
しかし、ホラリーではそうではない。ホラリーはそのときの天空の盤をそのまま使えばいい。
こういうやり方で、新しい占断の幅が出来た。つまり、

• ホラリー・・・質問時間を元に成り行きを予測する。
• イベントチャート・・・何かが起こったときのホロスコープを元に、起こった事実の本質を見たり、予測を行ったりする。
• エレクショナル・・・ホラリーやイベントチャートであらかじめ良いと考えられる日時を選定してしまって、その日にアクションを起こす。

もっともエレクショナルがどこまで有効か、私は分からない。運が決まっているものに対して、我々が選ぶという行為がどの程度有効かである。

さて、大まかにいって、ホラリーやイベントチャートを適切に使えば、依頼者が驚くほどの的中をさせることができると仮定する。
ま、実際そうなのですが・・・ ^^;
すると、たとえばこの時期に金星が逆行していなくて、火星と（ホラリーのルールに基づいて接近の）トラインやセクスタイルを作っているとか、太陽と月が接近のオポジションを作っているとか、そういう時期にあるであろう質問や出来事は当然予測できるはずである。

よく引き合いに出しているのだが、警察官であった黒木月光氏の「満月と魔力の謎」という書籍があって、満月および新月の日には交通事故のうち死亡事故が多発するという統計を事細かに取っておられる。氏はまた、殺人事件についても調べておられる。
そして、この死亡事故、殺人事件がピークに達するのは、満月の3日前なのである。

月は占星術において、一つのサインを2日半ぐらいかけて移動する。満月当日は太陽とアスペクトが出来てしまって離れていく日になるため、ホラリー上はアスペクトが生じない時間は少なくないはずなのである。同じサイン中でオポジション（衝）が成立するというのは、3日前ぐらいからということになる。
もっとも、これは宿曜占星術をやっている人には違う見方があるのであろう。
しかし、ざっといって、黒木氏の解析はホラリーの占断を裏付ける、あるいは矛盾しない、あるいは示唆に富むものになっていると思う。

だから、先々のざっとした惑星の暦を作っておけば、一月の間に起こる様々な出来事が予測できそうに思う。
どうする？
Yes, we can!
少しずつでもやってみることにしよう。
そして、例によって占い師として、公表してリスクを被ってしまう。後出しじゃんけんはなしということで。

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公明党新体制のホロスコープ

公明党が山口新代表をお決めになり、新しい体制を発足された。
ニュースで山口新代表が移っておられるのが14時23分だったので、14時ぐらいに新体制が出来上がったと考えてホロスコープを作る。

2009/09/08 14:00 東京

月がボイド(VOID)である。
VOIDというのは、サインを移ることなしには何ともアスペクトを作らないことで、期待通りの結果が得られない場合、思い通りにならないことを指す。麻生総理大臣が自民党総裁選に勝利したときもそうだった。
占星術的には、わざわざこのように火に実行しなくても？と思うのだが。

この場合、新体制がどの星で表されるか難しいが、第10ハウスが代表者または何にも割り当てられない漠然とした事柄と考える。
第10ハウスは天秤で支配星は第8ハウス獅子の金星。
4度で木星、9度で海王星とオポジション(180度)。留の水星がセクスタイル(60度)とみなせる。

木星は、第12ハウスを支配する。敵、病院、影のもので、ステータスの高いもの。
海王星は、第3ハウス、知性、隣人、移動などだ。
また海王星についてはあるいは自民党との協力を覆すようなことが9週後におきるのかもしれない。
木星が何を表すのか不明だが、多分学会さんじゃないだろうか。学会さんも自民党さんとの関係の変化をご希望かもしれない。

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