島根女子大生発見のホロスコープ

先月から島根県立大学の女子大生が行方不明だというニュースは気にしていた。
今のところ、行方不明に対してホロスコープの決まったアプローチは私は分からない。
ホラリーという考え方に立てば、質問があった時間・場所というのが一つの糸口にはなるはずなのである。
たとえば、問い合わせのメールがあったときとか、お電話があったときとか。
しかしニュースで流れて「行方不明だ！」ということになったときに、どの時間が取り上げるべき時間で、どのハウスが行方不明者か、決まった図式が作れない。

しかし、やり方はさておいて、結果的にこの方は広島の山中で頭部だけ発見されるという最悪の結果になった。切断されたらしいというのだが、どうやったらそのような恐ろしいことができるのだろうか。
警察は死体遺棄事件として捜査ということだが、従来の方式どおりで当てはめてみるようにする。

2009/11/06 13:45 広島県北広島町臥龍山山頂付近

第8ハウスの星座の支配星があるハウスおよび星座が、発見時の被害者の状況を表している。
被害者の星に対して最初に接近の合、衝、スクエアを作ろうとしている星が加害者である。
第8ハウス支配星はハウスシステムによって
第8ハウス天秤の金星
第8ハウス蠍の水星
のいずれか、に限られる。どちらも若い人をさす。
金星なら女性ということがはっきりする。何もかも終わったといえる位置にある。
金星である場合、月がトラインを作るだけで他のアスペクトはない。
金星とするか水星とするかに限らず、月ももうこの金星と以外はアスペクトをつくらないのだから、物事が終わりつつあるとは見える。
水星は太陽と合(分離1度)なので隠れていたものが明るみにでるという点ではこれでいいようにも思える。
次に木星、海王星とスクエアを作る。木星は逆行しているから加害者ではないと考えたい。すると海王星で現される人物が加害者ではないかと推定できる。
このハウスシステムで水星のままいくとすると、木星は被害者から見て第4ハウス、家庭や母親を示す位置を支配している。海王星は女性の彼、交際相手などを意味する位置を支配している。
月の動きから考えれば、この人は多分お母さんと連絡を取った後、その人とあって何かがあった、と考えることができる。
海王星は天王星とミューチュアルレセプション(互いの支配サイン中にいる状態)だ。これは、あるいは浜田にこの人の居場所を知っている誰かがいるということかもしれない。天王星は第1ハウスを支配するのだから、被害者からするとアルバイト先ということになる。新聞記事などからは、この方がアルバイト先をやめることになっていたということになっている。月が海王星とトラインを作るまえに天王星とスクエアになるから、あるいはこのアルバイト先の人にこの方は挨拶などをされたのかもしれない。
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追記
木星が逆行しているというのは誤りです。失礼しました。
http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/419/

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