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出生図を元にする占星術の場合、その判断の結果は1週間経ったから、2週間経ったから、変わるというものではない。いつ作っても同じである。
一方ホラリーで立てた盤というものは、時間や日付が違えば当然変わってくる。
質問した時間、言葉を発した時間、アクションした時間、それがあの時その時ではなく、この時間であった、ということが決定的な重要性を持つ。
そして、ホラリーはYES/NOを答える。
相談者にとって、絶望的な答えをしなければならない場合もある。
彼とうまく行きますか、復縁できますか・・・NOです!私は一定の手順に従って、星から読み取って、その通り伝えているので作意はない。そして、何度も質問を繰り返す人に対しては確かに状況は変わって、何日後にこうなるだろうとか、そういうことは見られるのだけれど、大まかにYESなのかNOなのかはとにかく最初の盤で見る。
この点は多くの易やタロットもまた同じだと思う。
二度聞くことはできないのか?基本的にはできない。
質問者は二度聞いてはいけない。何かしら状況が変わって質問が変わるというのでなければ。一定の線として半年以内に同じ質問をしてはいけないということにしている。
そして違う人に二度聞いたところで、おそらくその人は同じ答えを返す。今日月と土星がスクエアだった。NOと答えた。満足できずに他の日に聞いた。表示星が土星と月から太陽と天王星に変わって月が光を運んで・・・結局NOになる。NOのときはNOだ。
しかし何もできないのか。
これにはヒントがある。
ペルシャ戦争の顛末をつづったヘロドトスの「歴史」という本がある。
引越しのときにどこかにまぎれてしまって、いま見ながら書いているわけではないが。
彼らはデルフォイの神託に絶対的な権威を与えていた。
さて、クセルクセスが280万の各民族の連合軍を組織してアテネ征伐に出かけたとき、アテネの人々はデルフォイに神託を求めるのだが、神託は絶望的な答えを返すのである。
デルフォイに来たアテネの使者たちは困ってしまう。そこでデルフォイの人々は、オリーブの枝を持ち、嘆願者の格好をしてもう一度神託を求めてはどうかとアテネの人々に勧める。すると神託は、木の砦で戦え、サラミスで勝敗が決まるという意味合いのお告げを返すのである。
悪い結果がでる。たとえば彼氏とうまく行かないとでる。そのときには、目の前の彼氏のことや恋敵のことは一度置いて、自分のことを振り返る。自分の小さいときのこと、親のこと、祖先のこと、いままでの行いとか、そういうことを振り返って、謙虚になるべきなんだろうと思う。信仰している神仏があるのなら、お参りに行って来るとか、昔ならお堂に篭るとか、自分も変わるべきだと思う。
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