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勘、霊感、預言、こういうものと占いとどう違うのか。
テレビに出演された(らしい)橋本京明先生がすごいということで、そういう話題をちらほら聞く。
キリスト教の人なら、エリセイ(エリシャ)がハザエルに油を注ぐ場面を知っていると思う。神の人は瞳を定めてハザエルを見つめ泣き出す。ハザエルが「主よ、どうなさったのですか」と聞くと、エリセイは「私はあなたがイスラエルにしようとしていることが見えるのです」と答える。
占いの場合、ある意味推理の範疇なのである。
占者は、金星と天王星がアスペクトを何度で作るかというのを見て、何日後にこういうイベントがあるだろう、と判断する。知的なプレイだ。
しかし、これは正直にやると時間がかかるのである。あなたは出生図中にこういう星を持っています。こういう傾向があります。くわえて、現在の星の状況を見ると、あなたの周囲ではこういうことが起こっており、ご質問の内容はこうなります。
すると、占ったほうも占われたほうも星という媒体を通して「ああ、なるほど、そうか」ということになるのだが、それは要するに手間がかかるのだ。
手間がかかってはいけない場合もある。
少し古い話になってしまうが、JRの尼崎線の脱線事故で多くの方がなくなられた。社長さんが訴えられるなどのニュースがでていますね。あの事故の時、ひとつ早い電車に乗っていれば、多分事故にあったという方にあったことがある。
阪神大震災で「じゃあ、行ってくるよ」といって家を出て、すぐに地震があって家が倒壊した人がいたということも聞いた。他の家族や近所の方はなくなったのである。
こういうときに、「さあ、今から家を出ますけど、大地震が起こりますかね」と聞いて、ちょっと1時間ほど待ってください・・・というわけにはいかないのである。それは極端な例なのだけれども、考えてみると毎日がそういう瞬間である。
霊感術入門を書かれた橋本健博士と、イスラム文化の紹介をされているうんむまじどさんが、霊感の同じような話をされている。今日だれそれが来るよというようなことがふと頭に浮かんだり、口走ったりしてしまうというのである。
法則的に、神の行われている奇跡というものに対して、人間の思考や迷いや計算は遅すぎるのだ。たくまずに行われなければ、救われないかもしれないのである。
占いの重要な点は、そういうことが双方が納得できるという点である。占いは、天と地を結ぶはしごであり、ウルトラマンの変身バッジである。だがスペシウム光線ではないということだ。
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