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大分の藤原さんという芸術家が陸前高田の松の木を京都の五山送り火で燃やしてもらったらどうか、というご提案をされて前向きに検討されていたが、保存会さんに放射能汚染の心配の電話があって、結局取りやめになって、書いた護摩木は書き写して使用されることになったというニュースが流れている。
大の字のそれぞれの辺には外部から通路が出来ていて、壇がこしらえられていて、それぞれで木を燃やすことになる。燃やす方は地元の方で、山の中腹にずらっと陣取って16日の8時にあの横で点火をする。煙も浴びるだろうし主催者としては万一のことを考えて使用を取りやめたのだろう。
ただ、このことでいろいろ調べていて残念に思ったのは、
「陸前高田は福島からどれだけ離れていると思っているのか」
「福島のように放射能汚染されていないのだから」
という意見が非常に多いことだ。
でも、それは間違いだと思いますよ。
群馬大学の火山灰の拡散を研究しておられる早川由紀夫先生が、岩手南部への放射能拡散ルートを示しておられる。
http://gunma.zamurai.jp/pub/2011/18juneJG.jpg
これはアドレスからは多分岩手大学草地学研究室さんが調査されたものだと思う。
http://news7a1.atm.iwate-u.ac.jp/~grass/110801.pdf
津波にもあったのに、踏んだりけったりでかわいそうであるが、陸前高田・気仙沼を通って一関やらに拡散した放射能の流れがあったことは間違いない。
簡単にいうと危ないところだと思う。
下の地図を見ると、陸前高田全域というわけではないが、山側のエリアは福島県内のまあまあの線量のところとほぼ同じぐらいの汚染があることになる。ホットスポットなんですよ。
仙台の辺りは素通りしてますね。
ごめんよ。岩手県の皆さん。嘘ついて解決する問題じゃないからね。
こっちの心配は別にしておいたほうがいいと思うよ。
仙台は意外と少ないのですね、すっかり安心、はできませんが、正直少しホッとしましたわ。
食物の流通にも気をつけないといけないですが、データをもとに、何らかの手立てのしようもある、というものです。助かります。
そう、仙台はちょうど素通りだったようですね。
東京の線量の少ないエリアぐらい。
わたしは、あれこれ言いながら被災地にいってないから、大うそつきです。
ごめんなさいね。
だけど、今このニュースを見ていろいろな方が京都をボロクソに言っておられますが、ほとんどの方が陸前高田や気仙沼は大丈夫だろう、津波しかなかったし、遠いから、とお考えになっていることがショックです。
こりゃ、避難してストレスで鼻血だ下痢だといっている人の中に、放射線障害の人がいますよ、多分。
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