桜井高校生刺殺事件

2009年7月4日 8:00ごろ、近鉄桜井駅ホームで高校の生徒が同級生に指されて死亡する事件があった。
加害者の生徒は、昨年まで被害者の友達だったが、被害者がなにごとかの約束を守らないことに対して恨みをもったことが報道されている。

ホロスコープは殺人が明るみにでた時点のものを作成する。
2009年7月4日 8:00奈良県


第8ハウスの星座の支配星があるハウスおよび星座が、発見時の被害者の状況を表している。
第8ハウスは魚座なので第7ハウス水瓶の海王星が被害者である。海王星、木星とも逆行している。
水瓶が何か、であるが、いまこれが事件の特徴として思い当たるというものは報道からはない。しいて言えば、奇抜な建物、起伏のある土地ではある。
海王星は、この生徒が芸術(カラオケみたいなものまで含めて)に関係していた、酒やドラッグに関わっていた云々ということも象意の上ではありえるが、これもそんなことは何もかかれていない。彼がバンド活動をやっていたとか、そういうことも報道されていない。これは何かこの生徒が相手に対して裏切りや後ろめたい気持ちがあったとか、何かの迷いがあったとかそういうことを示しているのかもしれない。
木星が合だが逆行しているので加害者とは考えない。

被害者の星に対して最初に接近の合、衝、スクエアを作ろうとしている星が加害者である。
第10ハウスの火星である。木星、火星、海王星、天王星がちょうどみな26度の位置にある。火星は多くの場合刃物による殺傷である。
さて、火星は第9ハウス、被害者から見て、第2ハウスを支配する。つまり、金銭や所有物の問題が犯行の動機だったのではないか、と占いの上では推定できる。被害者は木星と一緒にある。高いステータスや富裕を示しているのではないだろうか。
ここから先は推測であるが、仮にこのホロスコープどおりこの被害にあった生徒が富裕であったりステータスの高い人物であったとして、加害者が金銭や所有物の問題で裏切られたと感じているのであれば、あるいは被害者にとっては大したことではない、と思えるようなことで、加害者にとっては大きな問題と感じられるようなトラブルがひょっとしたらあったのかもしれない。
法律的、社会的には加害者が悪いに決まっているわけだが、おそらく第三者がなかなか立ち入ることができない事情があったのだろう。