占星術で落し物・亡くし物探し

占星術の場合でもっとも面白いものの一つで、落し物・亡くし物探しがあります。

で、なぜか当たるんだなあ。
ただし、ドンピシャリでない場合もあります。

たとえば土星なら黒、暗いところ、畑、野菜、濃い緑とか、風のサインなら風通しのいいところ、射手なら家の2階以上のところとか、象徴する意味が決まっていて、あれだこれだと列記していくわけですが、そのように占断結果を印刷して、「ええと、暗いところ・・・近くに赤いものがあって・・・」とかやっていくと、なぜか見つかる。

もっとも見つからないという場合もあります。
もう見つからないという意味合いの星が出る場合もあるのです。

メールでいただいた方についても、大体そんな感じで見つかったというお話は聞きます。

ですが、必ず思っているものと一致しないこともある。
自分でも、以前「ええっと、赤のマジックどこにやったかな」と思って、あ、丁度いい、占星術でやってみようということでホロスコープを作りました。
それで、結果を書いて探すと・・・・あった。
あったけれども、探してた赤のマジックじゃないんですね。一応赤のマジックだった。ま、いいや。

でも、怪しいですよね。こういう占星術は。
心理的なものとして受け取っておられる方からは、ちょっと違和感があるかもしれませんね。

---

 
     ↓ ↓ ↓よかったらクリックしてください ↓ ↓ ↓
 

ホラリーの彼・彼女(2)

http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/181/

いや、これは分かりにくい記事でした。

大まかに言って、10月は、お二人さんにとっては、大体いい時期になると思います。多分。
うまく行くお二人さんが多いということ。赤やオレンジはいいアスペクトなんです。がんばってね。

---

     ↓ ↓ ↓よかったらクリックしてください ↓ ↓ ↓
 

ホラリーの彼・彼女

ホラリーにおいて質問者は第1室で表される。配偶者、彼、彼女、交渉相手、敵、そのほか対人関係で彼と呼ぶべき人は必ず第7室になる。
しかし、第1室と第7室になる星の組み合わせは、当然のことながら6通りしかない。
獅子水瓶・・・太陽と天王星
蟹山羊・・・月土星
乙女魚・・・水星海王星
双子射手･･･水星木星
雄牛蠍・・・金星冥王星
牡羊天秤・・・金星火星
である。
多様な人間関係が、たった6通りの運勢におさまるということがあるのだろうか。
しかし、無限にあるものが無限にあるままでは法則性も何もないのであって、それがおさまるからこそ、占い師は人の知らないことを当てることができるはずなのである。

そこでこの6つの星がホラリー上作るアスペクトを列挙してみた。これは、2つの星が接近のアスペクトを形成するときを抜粋した表である。

日付	太陽天王星	月  土 星	水星海王星	水星 木星	金星冥王星	金星 火星
10/01	QC	OP	QC			SX
10/02	QC	OP	QC			SX
10/03	QC		QC			SX
10/04	QC	QC	QC			SX
10/05	QC	QC	QC			SX
10/06	QC	TR	QC			SX
10/07	QC	TR	QC			SX
10/08	QC	SQ				SX
10/09	QC	SQ				SX
10/10	QC		TR	SX		SX
10/11	QC	SX	TR	SX		SX
10/12	QC		TR	SX		SX
10/13	QC		TR	SX		SX
10/14	QC		TR	SX		SX
10/15	QC	CN	TR	SX	SQ	SX
10/16	QC	CN	TR	SX	SQ
10/17	QC		TR	SX	SQ
10/18	QC		TR	SX
10/19		SX	TR	SX
10/20		SX	TR	SX
10/21		SQ	TR	SX
10/22		SQ	TR
10/23	TR	SQ	TR
10/24	TR	TR	TR
10/25	TR	TR	TR
10/26	TR		TR
10/27	TR	QC	TR
10/28	TR	QC	TR
10/29	TR	OP	TR
10/30	TR	OP	TR
10/31	TR		TR

OP:オポジション(180度)
QC:クインカンクス(150度)
TR:トライン(120度)
SQ:スクエア(90度)
SX:セクスタイル(60度)
CN:コンジャンクション(0度)

月と土星は書いてみたものの月の動きが速すぎて正確ではない。大体の目安と考えてほしい。
15日付近で金星と冥王星がスクエアを作る。この日は暴行とか犯罪がおきやすいかもしれない。そう思ってみてみると、15日付近ではすべての組み合わせが何らかのアスペクトがあることになる。この日にご依頼をいただけば、きっと何かをお答えすることになる。二人がすれ違いになることはない。ものすごくいい関係になるか、場合によっては破局するか、傷つけられるか・・・
15日～17日付近のニュースを見ていても、ひょっとしたら何かの事件が起こるかもしれない。

---

     ↓ ↓ ↓よかったらクリックしてください ↓ ↓ ↓
 

星の影響はどれぐらいつづくものなのか(3)

更に続きです。

ホラリーというのは、質問があったときの時間で星の位置を書き出して見るやり方です。
一方、出生図というのは、ご質問者さんがお生まれになったときの時刻で見るやり方です。

出生図に付随して、プログレッションとかディレクションと呼ばれるやり方があります。
一年一日法、年運などとも言います。
これは、1日の動きを1年に見立てて、たとえば30歳のときに何が起こるかみたいなら、生まれたに日の30日後の盤を重ねてみるやり方です。
ええっ、こんなことで当たるんですか？と思われるでしょう。
私も自分で占いをやりながら、実はあまり信じてはいませんでした。
しかし、40某になって、ふと、年齢を重ねたときの上昇宮の推移についてみていて、射手の0度から10度に上昇宮があるときに、海外に関わる仕事をして、かなりの頻度で海外に行っていたことに気がつきました。射手は海外を表します。占星術の本に「この時期は海外旅行が多くなるでしょう」と書いてあるんです。

それでよくよく調べてみると、やっぱり何かあるんですね。

さて、あなたの出生図中で射手座に太陽があるとします。占星術師さん方は、海外や法律関係が仕事に向いているのではないか、などと占ってくれることでしょう。
そして、年運を調べてみると、今年新しい職業に付く、ということになっていたとします。
そこで「1週間後面接に行くのですが、通るでしょうか」というような質問が来たとします。
すると、きっと仕事を表す星に、木星が来ていたり、その星が射手にあったりするのです。

普通の理屈では、おかしいですよね。でも、やってみてください。きっとそうなります。

多分こういうことなのです。
年運やトランジットで、この一年はなかなか恋人に恵まれませんよ、というような占断がでたとします。
なぜだか知らないけど、ホラリーはあなたのその運を感知して、まるで偶然であるかのように、うまく恋人ができないというような占断結果が出る時間に盤が立つのです。それが運だと考えるべきでしょう。

ですから、ホラリーで占断して、影響がある期間も、きっとその星の影響の続く時間だろうと推測できます。
近い星であれば数ヶ月かもしれないし、遠い星であれば数年かもしれない。東洋の四柱推命では、1年で星が変わったり、10年で変わったりします。空亡は2年間ありますね。それとは別の話しとして、月々で見られる場合もある。それと多分それほど変わらない。
でも、真相の真相はわかりません。多分それぐらいだ、ということだと思います。
 

---

    ↓ ↓ ↓よかったらクリックしてください ↓ ↓ ↓
 

星の影響はどれぐらい続くものなのか(2)

続きです。

ホラリーでは、規則上、これ以上の期間は普通見られないだろう、という有効期間はあります。
それは、30時間だったり、30日だったり、30週、30ヶ月、30年だったりします。30年より長いものは多分ありません。

その根拠は何か？
たとえば、下のホロスコープの金星と太陽を見てみてください。

太陽は乙女座の28度33分にいます。金星は乙女座の01度01分にいます。
金星のほうが太陽より動きが速いので、そのうちこの2つの天体は合になります。丁度27度半の差になります。そこで、私は28日の後に、～が起こるでしょう、と占断することになります。
これが日であるか、週であるか、月であるかは、サイン(星座)と、動く星やハウスなどを見て決めます。
上記の場合でも、合になるころには、実は太陽も水星も天秤に移動しているはずで、古い占星術ではこの合は有効でないとしているようですが、経験上これは有効としてもいいようです。
でも、そもそも太陽が天秤にあったり、金星が獅子にあったりと、違うサイン(星座)にあった場合は、合になるとは考えません。30度の乙女なら乙女という星座の中でだけこの角度は有効です。
だから、最大30なのです。大体30日か30週がほとんどのように思います。

だけど、じゃ、月が2度離れているから、2日後ですとか、デタラメじゃね？とお思いになるのはごもっともです。
なぜそんなことが言えるのか、私も分かりません。

実際の運命なり、星の影響を考えたときに、方術としてのホラリーの理屈は上記の通りだけど、実際何を元にそんなことが言えるのか、当然問題になると思います。

---

   ↓ ↓ ↓よかったらクリックしてください ↓ ↓ ↓