「幸せにします」

加藤茶さん、最近24歳も離れた方と再婚されたとか。そして、そのとき相手の両親に言う言葉はやっぱり「幸せにします」なんですね。

現実問題還暦の人と二十歳過ぎの奥さんで考えるのは極端な例だ。
だけど、他の場合でも、幸せにしますっつうのは言わないといけないセリフなのかね。

本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」という本を以前買った。その中のユダヤ人は「自分の幸せには自分が責任を持つ」と言った。相手を幸せにできるとか、相手に幸せにしてもらえるとか考えるのはダメだと。
多分このほうが真実に近いと思う。
誰だったかな、俳優さんか誰かで、プロポーズするときに「俺と一緒に不幸になれ」と言った人がいたと思う。
こっちのほうが近い。

相手が幸せになるように応援すること。
相手が自分のやりたいことをやり、かなえたい夢に向かって努力する。それを応援する。
それから何もかも共同責任になる。あいつの失敗は私の失敗になる。
現実的な問題としては財産がひとつになる。ある場合には片方が片方の家に入るというのに近い場合もある。

そうなんだけれども、幸せにするということはできない。
幸せにしてもらうというのもおかしい。
それぞれの人は自分はこう幸せになるということについては、自分が責任を持たなければならない。

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