占星術の速度

世間の人は「占い師」という言葉で、霊能者や占星術師や詐欺師やコールドリーダーなどさまざまな「自分の知らない方法で自分の知らないことを言う人」を総称しているが、本当はそこには大きな違いがある。
そうしたもののうち、占星術は真正なものだと私は思っているが、占星術の大事なところは当然そうなるべきことをそうなると納得すること、学ぶことにあるのであって、予言の方法としては時間がかかりすぎる。
占星術には、通常とても時間がかかる。多少程度は違っても四柱推命も同じだろう。手元に暦がなければ作るのも大変だし。

先の衆議院選挙だとしましょう。

8月1日、ある人物がたずねてきた。この依頼者が依頼をする。
自民党が劣勢である。もうとても民主党の勢いをひっくり返すことが難しく思える。しかし、なんとしても政権を維持したい。
とても難しい占星術上の解析を重ねた挙句、それを達成するために、一人の重要人物にを味方につければ可能性があると分かるとしよう。その重要人物とは、今夜10秒ほど会う機会がある。その人は占星術など信じてはいない。一瞬の判断で、彼をこちらになびかせなければならない･･･

しかし、こういう状況があったとしても、占星術の解析がまず、その速度に多分間に合わないのである^^;
諸葛孔明は奇門遁甲でそれをやって伝説になった。
それから、占星術が分かったところで、その一瞬の判断でその人を味方につけなければならない。その行動は占星術と関係ないのである。いや関係なくはないが･･･
その一瞬の行動がこの一瞬の行動である。結局は、この一瞬、巧むことなく、無碍に、神の目にかなって行動する、ということに勝るものはない。そのためには「見」なくてはならない。しかし、その行動は一般の人の目には不可解なものに映るだろう。
 

---

↓ ↓ ↓よかったらクリックしてください ↓ ↓ ↓