放射能といえども

塩の味は分からない。
塩というのは塩化ナトリウムだ。しかし、舌は水に溶けた塩、塩素やナトリウムのイオンが水に溶けたものを塩と認識する。

神が完全に知りえないものであるなら、人間が神を知ることに意味はない。人間にとって神が意味があるのは、そこに接点があるからである。

もし完全に体を突き抜けるだけの物質があって、体と何の反応もしないのであれば、それを体が知ることはない。

神の世界に空間は存在しない。空間というのは人間では思考のレベル、もので言えば物質のレベルでは必ず問題になるが、レベルの違うものは空間というのは違う特性を持つ。

放射能は明らかに通常の化学反応とは違う。ガンマ線にはものを突き抜ける性質がある。
私たちは放射性物質と暮らすことになった。全く未知だ。そこで、体内に放射性物質がはいったときに、それは・ま・っ・す・ぐ・体に影響すると考える。
だがそうではないのではないか。
塩化ナトリウムが塩化ナトリウムのままなら、味はしない。口の中や料理の中で溶けるから味がするのだ。
放射能といえども通り抜けるだけなら、何も起こらないはずではないか。

放射能があると周囲の物質は酸化劣化する。放射能が酸化させるのではなく、酸化劣化させる物質を生み出すようなひとつ上のものと考えられそうな気がする。
したがって、ひとつには化学のレベルで対抗できるはずだということ。
そしてもうひとつには、何か非常に不安定で電子を与えるような物質というようなものが仮定できるのなら、そういうものは放射性物質と激しく反応して無力化するのではないかという気がする。

---

↓↓↓クリックお願いします↓↓↓