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ここで霊というのは、いわゆるご先祖様、血縁でお亡くなりになった方についてのことである。
霊のあるなしというようなことは言わない。お釈迦様も仰らなかった。
人々は、まるでござの下に落っこちたえんどう豆を見つけるかのように霊の存在の話をする。
しかし、霊的な現象があることは間違いないことである。
つまり、ご先祖様の人生やなくなり方、供養ないし祭りが現在の生きている人の人生に影響するということである。
東洋の占いにおいて、霊的な事象を表す並びというのがある。
九星で多くの場合、五黄土星が回座するような配置は、ご先祖の何かが関係している。
占い、運命は霊的に発生する後天的な事柄をすべて把握できるわけではないが、全く出口がないわけではなく、ある一定の配置がひょこっと出てくることがある。
占星術でそういうことはあまり聞いたことはない。
確かに出生図で冥王星は祖先の祭りに関することといわれるが、そういう立場になるということぐらいだ。
伝統的には、あるいは土星がその役割を果たすものなのかもしれない。あるいは土星以遠の天体はそうなのか・・・ということなのだが。
しかし、今日提案しようと思ったのはもっと実際的なことで、人から「これこれの問題はどうなるでしょうか」と聞かれて、ホラリーの盤を立てて、その盤の重要な役割を果たす星が冥王星であった場合、ひょっとしたらこの問題には、霊の問題、その人の生い立ちとか彼に先立つご先祖様の問題が関係しているかもしれない、とふと思ったのである。
ホラリーという占術は、普通問いを受けてYES/NOを答えればそれで終了である。彼の生い立ちまで追いかけることはあまりない。さらにさそり座の支配星として、冥王星はあまりに動きが遅いため、往々にして火星を使う。冥王星の出番はあまりない。
だが、私にお問い合わせいただいている皆さんは、皆長い付き合いの方が多い。ホラリーで結果をお答えするのと同時に、出生図も見て、これぐらいの時期にはこうなりますよ、こういうことが起こりますよ、というようなこともお答えしている。
そこで、心に残る盤面の中に冥王星が重要な役割を果たすものがある。
そこでひょっとしてそうかもしれない、と思ったのである。データ的に確認するということだと、あまりにもそういう例は少なく、仮にそれで占断したとしても、その人の生い立ちを知ることまではなかなか難しい。
だから、ひょっとしたら、である。
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