和歌山カレー事件のホロスコープ

和歌山カレー事件の死刑が確定した。状況証拠だけの積み上げの裁判で、なにもかも異例の裁判である。
被告は保険会社の人として確かによくないことはしていたようだが、ハッキリした証拠がないまま判決を受け、冤罪であると主張している。ひょっとしたら、他に真犯人がいるのではないか、無罪なら死刑にならないでほしいという気持ちでホロスコープを作った。
しかし、ホロスコープ上もあまり被告にとって有利な情報を見つけ出すことはできなかった。

ホロスコープは殺人が明るみにでた時点のものを作成する。
1998/07/25 19:08:00 和歌山市


第8ハウスの星座の支配星があるハウスおよび星座が、発見時の被害者の状況を表している。
第8ハウスは乙女なので第7ハウス獅子の水星が被害者である。獅子座にあるのは、公のイベントに人々が集まっていたことを示しているのだろう。

被害者の星に対して最初に接近の合、衝、スクエアを作ろうとしている星が加害者である。
月が合になろうとしてる。女性と推定され、被害者の近くにいただろうと考えられる。また、第6ハウス、被害者から見て第11ハウスを支配するので、やはり社交関係にある人、このイベントの町内会に関係する動機を持つ人などが想定される。
丁度木星が水星と0度のクインカンクスを作っている。
公式にあるわけではないが、これがカレーだろう。なぜなら、被害者から見て第4ハウスにあり、家庭で出される料理のようなものが想像できる。射手は外国の食べ物を暗示する。そして木星は赤と白の混じったものを暗示している。魚は薬剤が混入されたことを示している。だから、公式にはなくても、目に浮かぶようである。