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なぜ女性のほうが占いに嵌るのか、という質問がよくある。
女性のほうが星占いに嵌るのは、多分女性のほうが星占いが当たるからである。
この質問をするのは男が多い。それは、要するに占いが信じられない、馬鹿げたものだから、女はなぜあんなばかげたものに嵌るのか、というニュアンスがある。
しかし、本当に良く観察していて、女性のいうことが聞ける男なら、女性の微妙な感性に一目置くはずだと思う。
たとえば、職場でお弁当を一緒に食べたり、井戸端会議をしたりする仲間がいる。星占い好きの女性たちは、このグループは水のサイン(蟹、蠍、魚)のグループだとか、風のサイン(双子、天秤、水瓶)のグループだとか、感じ取っているのである。
男は占いが当たる部分を中心に生きてはいない。男は頭でっかちなのだ。
頭でっかちであるということは、1つの正しい結論を導き出せるということである。地図を見て、目的地に点をつけて、そこにいくためには玄関をでて左へいって、二つ目の信号で右に曲がるのが一番近い、という考え方である。なぜ女はあんなに方向音痴なのだろうか、と男は思っている。
算数の結論を出すために、蟹座であるか射手座であるかは関係ない。どちらでも同じ答えがでなくてはいけないのだ。
多くの男性、特に頭のいい男性にとって、人間が白紙で生まれてきて、経験をつんできて、理性的な判断をする、と考えるのは心地よいものである。
しかし、子供を生んだ女はそうでないことを知っている。子供は最初から一定の性格を持った人間として生まれてのである。
理性は世界には平等にチャンスが与えられていて、より良い最高のものをひとつ選ぶことができると考えたい。しかし、これは一生に一回しかないものについて適用することはできない。結婚が1回きりだとするなら、結婚にそれを適用することはできないのである。
学歴とか収入とかルックスとか、100人前に並ばせておいて、一番いいやつを取るということはできないし、仮に一番年収のあるやつを取ったからといってそれで幸せになれるわけではない。
女はちゃんと一人の人を選ばなければならない。そして、この人がいい、と思うものの、なぜなのか、説明できないのだ。
先天的に人はひとつの性格という型を持って生まれてくる。人には二つの側面がある。ひとつはその人自身だということである。ある人は最初からかわいらしく生まれてくる。ある人は最初から几帳面である。ある人は最初から用心深い。
もうひとつは、学んだりまねたり強制されたりして、形成された人格である。
そして、占星術は間違いなく、その人自身に関わっている。その人の思いはその人の頭にあるが、その人自身はその人の胸にある。
男は後天的に学んだこと、理性的なことが優れているという幻想に浸ることが心地よいのである。女は基本的に一生その人自身なのだ。
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