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あるひとつの宇宙、あるひとつのまとまりを持った全体のことをコスモスという。
今のギリシャ語では人々などという意味に使われることもあり派生的な意味がさまざまにくっついている。
私が聞いた範囲では、この言葉を最初に使ったのはピタゴラスで、飾られたもの、という意味だったということである。コスメティックなどという言葉がありますね。あれと同じです。
全世界はひとつのコスモスである。ひとつの生命体はひとつのコスモスである。たとえば人間はひとつのコスモスである。
多分太陽系もひとつのコスモスである。地球もひとつのコスモスである。銀河もひとつのコスモスだろう、多分。神もまたひとつのコスモスだといっていいと思う。神という言葉は人によってさまざまな意味に使われる。正しいものであったとしても、沢山の概念、沢山の経験から来る言葉だ。しかし、それでもとても大雑把にいって、神はコスモスだといっていいと思う。
ホロスコープは多くの場合ひとつのコスモスを表している。
ホロスコープは、更に、厳密な意味でこれをコスモスと呼んでいいのだろうか、というものにも当てはめられる。たとえば、ここでやっているようなひとつの事件である。
ひとつの国家である。会社である。組織である。国家は生命体か?というと、一応違う。違いはするが、それでも生まれて有機的に動いて、成長したり消滅したりはする。
コスモスも実は単体で独立してあるわけではなく、大きなコスモスが小さなコスモスを内包する形で、さまざまに影響しあい、つながりあって成立している。他から切り離された独立したコスモスというのは存在しないのである。コスモスは生きていて、時間とともに変化していくものなのだ。
山羊座、土星が何か重要な意味を持つホロスコープができた場合、それぞれのコスモスにおいて、その占断結果が有効である。
宇宙において、それは土星である。しかし、ひとつの国としてみた場合、労働者階級かもしれない。よく組織された軍隊かもしれない。家族にとって、おじいさんかもしれない。一人の人間にとって冷え性かもしれない。ひざのことかもしれない。窓から見える景色のうちの畑のことかもしれない。お仏壇のお供えの野菜かもしれない。畳のふちの茶色と濃い緑のところのことかもしれない。
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