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昨日、おそらくご本人にとっては深刻と感じられる2つのコメントを頂戴しました。
最初のご質問、占星術と自分とのかかわりということです。
一言で言うと、素直であるべきだと思います。
素直ということは、自分の中の連想・思考と、先天的な自分というものがはっきり見えていて、連想・思考が先天的な自分を受け入れることができるということ。なんとかしてそういう状態になっておかなければならない。
人生の中で、悲惨な環境を味わったりする。あるいは、恐怖によって小さな嘘をつく。嘘をつくと嘘を隠すためにまた嘘をつく。ずっと嘘が重なってしまう。
あるいは虚栄心、おだてで生きることもできる。非常によく勉強ができる。高学歴で重要な役職につく。周りはそういう人物としてその人に接する。理性の限界に気が付いたときにはもうお爺さんだった。
対象が占星術であって小説であっても漫画であっても心理学であってもいい。自己可愛がり、同じところにいられるという安心感、そういう小さな感情が思考・連想を利用する。
ところがそういう状態とは対極に存在する心理状態が存在します。
素直である、嘘をつかないというのだけれど、怠惰であってはいけない。連想・思考以外に何が自分を突き動かすことができるのか。普通は自分を守るため、自己可愛がりのために使っているエネルギーを向け変えることができる。
人生の奴隷とならないで、人生の主人にならないといけない。
占星術が時間の無駄だと思うなら、しなければいいと思います。別に非難する必要はない。No, thanksといえばいいのです。
いま、恵まれた境遇にある人は、キリスト教徒なら、エルサレムに行ってきたらいい。まだやってないと思うことをやって満足したらいい。
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現実的な問題として術者の側からの問題もある。被術者も様々であり得る。
術者は、多分、いやなことを指摘しないといけない。被術者はそれを隠すこともできる。そこは非常につらい問題があります。
本当は司祭がする告解のように、それを聞くのは司祭だけで、決して漏れないという安心感を被術者に与える必要がある。だが、そんなこと、わかりはしません。誰か、3Tごときインターネットの占いを信用しなくても、これは当たり前です。
外部の人間からつらい過去を指摘される。気持ちのいいものではありません。
思い出すこと、話すことが重要です。
たとえば自分の年表を作ってみること。表を作って何年にどの学校に、どの会社にいた。結婚した。子供ができた。~~幼稚園に入った。そのときであった人はこういう人だった。家族で旅行にいった。喧嘩した。リストラされた。怖いことがあった。全部書き抜いて、部屋を暗くしてその時々のことを思い出すのです。どうなると思います?
そういうことをひっくるめて素直であることではないでしょうかね。多分。
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