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青森県知事、原発推進派の知事が当選した。
ええっ?と思うのか、仕方ないかと思うのか。
他の土地もすべて原発推進知事が今回当選しているのだ。
今回福島で事故があって、個人的にもいろいろ思うところがある。
前にブログに書いたが、私は山陰が田舎だ。
小学校、中学校のとき、社会化資料集が配られる。過疎化、人口、人口密度、いろいろ田舎の指標というのがある。その上位3つは決まっていて、島根と鳥取と福島だった。日本の田舎の代表だった。
ここしばらく福島が抜け出た。新幹線が通った。東京からJRで行って最も時間がかかる駅、それは鹿児島でも青森でもなく、島根県の大田になった。
子供のとき、原発の議論はあった。小学校でディベートさせられた。私は推進派だった!
原爆アレルギーもあった。
なぜこんなに人々は原発を受け入れるようになってしまったのか。
実は、地方交付税だの核燃料税だの原発の立地の固定資産税だのなんだかんだで、原発が立地していた鹿島町の4分の3が原発関連の収入だったというのが、講談社さんが訳したニューヨークタイムズ・・・なんでアメリカなんだ・・・の記事に載っていた。これでは、誘致の時点で反対運動が起きても、建ててしまえば反対できなくなるよ。
そう思って、福島はどうか、東通はどおりか、と見ていったのだが、島根と福島の大きな違いに気がついた。
島根は、原発の立地は当初は八束郡鹿島町だったのだが、現在松江市に市町村合併されている。松江だって県庁所在地でありながら20万かそこらの人口しかないが、それでも原発関連の予算の割合は合併前に比べればかなり小さくなっている。
今年、島根原発3号機の核燃料税43億が運転延期で見込めなくなったというニュースが流れた。松江市の年間の予算は900億ぐらいだそうだから、それでも原発の金がものすごく大きな比重であることはわかる。だが、住民がいざ命の危機にさらされるとなれば、ちょっと検討しようじゃないかといえるかもしれない。
一方で福島第一原発のある双葉町、東通原発のある東通村は七千人かそこらの町だ。地元に金を落としてくれる議員さんが国会に出て、原発利権を推進する。町民は賛成せざるを得ない。
どうしていいかわかりませんけどね。
しかし、東京に原発を建てろというのは、場所だけの問題ではないということでしょうね。年間の予算が1000億ない市町村に原発を建ててはいけないとか、構造を変えるような事がひつようだということでしょう。
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