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私は占いが占いだとあんまり考えたことがなかった。
単に真理を知りたいと言うこと、神ということ、事実ということしか別に重要なことはない。
何も別に信じる必要はない。
ところが、占星術の世界に入ってみると、やれ霊視だ、やれタロットだということになる。
それで、木村藤子さんの霊視なるものをYoutubeで初めてみた。
別にやっておられることは選ばれた方は誰でもされることだと思う。
ラドネジの聖セルギイは戦場で命を落とした兵士を聖堂のなかにいながらにして次々記憶(仏教で言うお弔いですね)していったという。そういう話はいろいろなところから山ほど聞いているから、別にそういうことがあってもおかしいとは思わない。
あの目。ヨガナンダ師の目に似ている。目がこの世の上にない。
神を見る人は目がこの世の上にない。メソポタミアで出土した青い目の礼拝者という像があるが、あれを作った人の気持ちが分かる。
しかし、私がえっ?と思ったのは、ほら、そこに霊がいるというところに、赤外線カメラを設置しておくと、ちゃんと映像が取れるという点である。光の点が動く。ちゃんと顔が取れたりする場合もあるようだが、それ以上にこういう光の点が移動するというようなことが起こることがおかしい。
何がおかしいかと言うと、それはちゃんと是非が問われ得る問題だと言うことである。そこに見えていて科学的な機械で測定できるのに、なぜ霊のあるなしのような論争が続いているのか。本当に取れるのか。偽造するのにはどれぐらいの費用がかかり、どれぐらいの人が加担しないといけないのか。
十分検証可能な内容ではないか?
人々が科学と呼んでいるもの、それはカトリック西洋社会の社会の部分輸入ではないか。
科学者にとって、科学は大事なものであるが、世界的に有名な歴史に名を残す大科学者は神を認めている。
アインシュタインもそうだしニュートンもそうだ。
世間の人々が科学と呼ぶときに、そのアインシュタインが信じる神の部分は含まれない。ニュートンが明かそうとした神の原則も含まれない。神を除いて骨抜きになった思想を日本人は科学と呼んでいるが、そんなものは歴史上存在したことはない。ヘレニズムで神が否定されたか?されていない。フランス革命で否定されたか?否定されていない。神と言わない唯一の巨大宗教は仏教だが、仏教は唯心論的な別のアプローチを持っている。科学はない。
科学の一番先端部分は、大学だといっていいだろう。言っちゃ悪いが、中卒・高卒の人は私は科学の代表者ですとはいえないだろう。博士課程を出るとかしないといけないだろう。どうですか。
では、そのように博士課程を出た人は、教養人ではあろうが、どれぐらいよく知っているのか?真理を代弁しているのか。
これは難しいですよ、実は。
新しい真実が見つかるとする。たとえばコンピュータの黎明期がそうだった。
今でこそ、ジョン・ホランドはGAのアルゴリズムの創始者で伝説の人物になった。しかし、それを始めるとき、いったいどの学部の誰が彼の研究を認め金を出して教授にしてやるのか?という問題がある。常にあるのだ。それを解き明かすのは数学なのか、言語学なのか、いったい何なのか。誰が彼を評価できるのか。
メタボという病名ができた。メタボと言う特定の病名を認めない医師もいる。だが認められた。なぜか。
厚生労働省はメタボ診断を義務付けた。莫大な検診料が発生する。新しい医薬品が作られる。
で、人々はやれメタボにならないためには、あの食物がいいとか、運動がこれがいいとか、そういうものが科学だと信じるのである。コンピュータが科学の最先端だと信じるのである。
安易だ。もっと検証しないと。
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