イベントのホロスコープのトランジット

龍郷町の地元霊能者殺害事件と、東金市女児殺害事件をトランジットで解析した。

実は、ぱらぱらと他の事件も見たりしてみている。

そのときには、必ずしもトランジットの太陽が被害者と合や衝になっているとは限らない。
被害者を表していた星がトランジットでもともとの太陽の場所に重なるようなケースもあるし、まだ一つの法則というところまではいっていないのだが、しかし、こちらがはっとさせられるような、重要なアスペクトがあるときに事件は解決しているように思える。

これは、いくつかちゃんと調べていくしかないのだろう。
たとえば、普通の人間の出生図を見る場合でも、結婚の時期として、年運の金星と太陽が合かもしれないし、木星と太陽が合かもしれない。いくつかの可能性があるのであるから、殺人事件の解決にしても、一通りであるとは限らないのである。
それに、トランジットについては、まだ私は、占術というレベルの解釈をしていない。つまり、いつごろ解決するだろう、というのも一つの占術ではあるが、こういうものがこういう糸口でこういう場所で発見されるだろう、逮捕されるだろう、ということができて初めて占術はその役割を果たしたことになるとおもうからだ。
占星術の場合、それは惑星の意味やサインやハウスをフルに読み取って(READINGして)得られるべきものである。

しかし、そうであったとしても、いずれ進行した星が、事件発生時のホロスコープと関係し合っていると考えてよさそうである。
人間は有機生命体であるから、生れ落ちたと同時にある性格なり運命なりを刻まれて生きているということは、多くの人がそれなりに納得できるだろう。しかし、殺人事件そのものには命はない。しかし、それでも進行する星が適用できるのである。
事件には被害者や加害者やその親族も含めて、多くの人が関わっている。ご友人もあるだろう。また不謹慎かもしれないが、事件が起こって、そのことに携わってたくさんの人の商売が成り立っているのである。警察の方、鑑識の方、病院関係の方、法曹関係の方、新聞記者さんとか、アナウンサーさんとか、一日殺人事件に振り回されて仕事をして、それでご飯を食べる人もあるわけで、それぞれの方が一生懸命やっていて世間が成り立っている。だから、そこに大きな衝撃のある事件が起こったときに、それもまた運命の軌道上に載ることになるのだろう。

考えてみると、会社なども多分そうなのだろう。
創立記念日などをお祝いする会社さんもあるが、あれはそれなりに意味のあることだと思う。
つまり、会社設立のホロスコープができて、そこでその会社の運命というのはそれなりに決定するはずである。
登記するなり、店のシャッターを上げるなりした時間でホロスコープを作れば、この会社は大きな儲けがでて発展する会社なのか、3年後に倒産するのか、ある程度予測がつくはずである。
この設立時のチャートで、ヒット商品がでて儲けがでるという星があるならば、この星を刺激する動きがあったときにヒット商品が生まれているのではないか、という推測はできる。