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原発の事故初期に松本義久という先生が出てきて、池上章さんの横で
「遺伝子は修復する機能がある。お守りを持って対抗しましょう」
などと言った。引いた人も多かったかもしれないが、実のところはなかなかわからなかったと思う。
私もわからなかった。
つまり、修復機能があるのなら、いくら浴びても大丈夫なんですか、どうなんです?
事故以来、これも積極的に発言をされている武田邦彦先生もそういう研究をされていて、しかし、ダメージという点で末端の人がわかりやすい説明というのはなかなか聞けない。1mSvという基準は守らないといけない。20mSvは安全性が保障できない。ではどうなるのか?
しかし、そういうソースをひとつ見つけた。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/4858?page=3
「放射能と妊婦・乳児・幼児」その危険性について 母乳からも放射性物質
~中略~
元放射線医学総合研究所主任研究官で、医学博士の崎山比早子氏が解説する。
「年齢が低いほど放射線に対する感受性が高い理由は、細胞分裂が盛んだからです。これは、広島、長崎の被爆者の調査によってずっと以前からわかっていたことでしたが、最近の分子生物学的な研究でも、そのメカニズムがわかってきました。
細胞が分裂しているときに放射線を照射すると、DNAに傷がつきます。すると、細胞はDNAの傷を治すために、DNAの合成をいったん止める。止めた後で修復を行い、それからまたDNA合成を始める。つまり、細胞分裂が盛んなほど、合成を止めなくてはいけない頻度が高くなるわけです。止めて治して、止めて治してという頻度が高いと、その過程で修復ミスが必ず起きます。胎児や乳幼児のように、細胞分裂が盛んなほど、被曝の影響は大きくなるのです」
~中略~
つまり松本さんが言ってるのも一応理論上はその通りだったということなんだろう。
いまなにか、46の男性が、精神的苦痛を受けたとかいって裁判を起こした人がいるらしいが、東京電力が
「都内の放射能は健康に影響ない」
と言って争う姿勢を見せているとか。
関東でいまから問題になるケースは、現在乳幼児で、健康障害発達障害が出てしまったというケースだ。
こういうので確定判決を出させてしまってはマズいと思う。過去の判例で「影響ないという判決がでている」ということになってしまうから。
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