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コメントありがとうございます。
ユッキーナの結婚もみないといけないか・・・
さて、Twitterで10000年お人形を残す云々が話題になったので、ちょっと外れますが、人面獣身有翼像です。
Assyrian Bullなどと言われます。私がアイコンに使ってるやつです。使ってるやつはベルリンのペルガモン博物館のやつです。
紀元前2000年ぐらいからのアッシリアの時代になりますので、ほぼ知られている占星術の起源と同じぐらい昔ですね。
若いときにグルジェフに傾倒していて、彼がアトランティス大陸の入り口の像として解説してるもの、客観芸術として説明しているもの、ほぼこんな感じのものだと思います。(グルジェフのことはどっかで読んでください)
それから、NHKさんが世界遺産とかが有名になるはるか以前に「未来への遺産」という特集番組を作られました。爆破されたバーミヤンの仏など、今となっては貴重な映像だと思います。で、子供のときあれは楽しみにしていた番組でした。本も買ってもらった。
そういうところでは結構見てるはずなんです。でも、そういうところでは怪物の像ぐらいにしか思わない。
しかし、実際に仕事でベルリンに言って、一通りペルガモンの門とかバビロンのイシュタール門とかを見た後、ガイドさんに「アッシリアのあの像がすごくいいですよ」と言われて見にいったときの驚きといったら!
何が驚きかというと、顔の柔和さです。羽もすごいです。丹念に彫られた翼。それから脚の力強さ。
だけれども、この顔は描けない。絵の好きな方というのは分かると思いますが、紙にちょっちょっと線を描いただけで、必ず表情が出てしまう。そして、どんなに苦労して描いても、日常生活の中で想像のつく表情になる。
ところがこの顔は違う。どう違うのかと言われると困るのだけれども、なんとなく作ってできる顔ではない。また意図して作ったとしても、たとえば金剛力士像の憤怒の顔とか如来の柔和な顔、イコンの表情のない髪を見る顔とも違う。なんともいえない、優しい顔なのです。
4000年かけて伝えるものって、こんな感じだろうなと思える像です。
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